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松声堂川之江屋様(愛媛県四国中央市)|【お客様事例】
2022/05/27 00:00
こんにちは!
スイーツ事業部、企画営業の森谷です!

コロナも落ち着いてきたということもあり、
今年の母の日は帰省して、お花を直接渡すことができました。
ネットで購入、宅配が多くなってきた世の中ではありますが、
やはり手渡しが良いですね!
喜ぶ姿を見られて何より嬉しかったです!

さて!今回ご紹介する素敵なお店様は
愛媛県四国中央市の「松声堂川之江屋」様です。



なんと!創業300年以上の歴史あるお店様で、
創業当初から販売している『千鳥まんじゅう』が看板商品です。
こちらの千鳥まんじゅう、はるか昔の参勤交代の際に
お殿様へ献上されたお菓子のようです!
川之江屋の吉田様も先代から聞いたお話のようで、
書物などに記録はされていないようですが、
とても歴史を感じる、伝統あるお菓子です。



元々は和菓子屋さんでしたが、
オーナー様の修行先が洋菓子店ということもあり、
徐々に洋菓子も増えてきて、
伝統の和菓子を残しながらも新しいことも取り入れられています。

ギフトコーナーを拝見すると・・・




グラットンベアをはじめ、可愛らしい商品がたくさん並んでいました!
ラッピングの種類も多く、とても充実したギフトコーナーです。

伝統ある和菓子、可愛らしいラッピングなど
川之江屋様の強みが溢れる店内に目を向けがちですが、
今回僕が注目したのは川之江屋様の『サービス』です。

川之江屋様ではホールケーキの注文を受けた際、
その注文を受けたスタッフ様がお客様へ
メッセージを書かれているようです。



「お店側からすると何個も注文を受ける
ケーキのうちの一つかもしれないけれど、
お客様からしたら特別なケーキなんです。
だから、私たちもケーキ一つ一つをとても大事にしていますし、
お客様一人一人に丁寧に対応しています。
その想いをスタッフ全員に常に持ってもらいたいと思い、
メッセージを書くようにしました。」(吉田様)

スタッフ様のお名前も書かれているようで、
受け取ったお客様も「自分のために書いてくれたの!?」という
驚きや感動もあるかと思います!
※お写真では個人情報を伏せるため、
スタッフ様のお名前を消させていただいています。

「何回も書いていけば、似たような文章を書くことにもなると思いますが、
お客様のことを想う時間があることに意味があると思います。」(吉田様)


作業的になりがちな部分も原点に立ち返られるよう、
スタッフ様全員が同じ想いで働けられるよう、
そして何よりお客様にご満足いただけるような
素敵なサービスだと思いました!


松声堂川之江屋様
ご協力いただきありがとうございました!

松声堂川之江屋様の
インスタグラムはこちら
 
パティシエエヌトーク様(静岡県静岡市)|【お客様事例】
2022/05/23 00:00
こんにちは!

Sweets事業部の笹沢翼です。



ケーキ屋さんに入店した瞬間の、
お菓子を焼いている匂いが大好きです。
同じ洋菓子屋さんでも、お店によってその匂いは違うのが
またおもしろいですね。



今回も、僕が出会ったお店の素敵な取り組みをご紹介します。
今回のお店は、静岡県 静岡市にある
「パティシエ エヌトーク」様。









オープンして3年目の若いお店ながら、
テレビの取材も多く
インスタグラムのフォロワー数は1.3万人

外観・内観ともに絵本の中に出てくるような
可愛らしいデザインです。








エクレアを中心とした商品展開のケーキケース。
ゴマを使った珍しいシュークリームが看板商品で、
ダントツNo.1の人気だそうです!



















そんなエヌトーク様で、今回ご紹介したい取り組みはこちら。












ガチャガチャです!



以前もガチャガチャを取り入れられているお店が紹介されていますが、
バックナンバー
また違った用途での活用方法をご紹介します。






現金ではなく専用のコインを入れると、
おもちゃ入りのカプセルが出てきます。






エヌトーク様では、ガチャガチャを
どのように活用されているのでしょうか。
オーナーシェフの長島様に伺いました。



「当店のメインターゲットはお子様連れのファミリー層です。
静岡は洋菓子店がたくさんあり、
後発である当店を選んでもらうには差別化が必要でした。
お子様に『行きたい』と思ってもらえるお店にしたいと思い、
外観などもポップで可愛い印象にしています。

お子様はガチャガチャが大好きなので、
『あの店に行きたい』と言ってもらえる仕掛けとして導入しました。
実際、ガチャガチャのお子様への効果は実感しています。」
(長島様)




差別化の一環としてガチャガチャを利用されているんですね!
確かにお子様連れのお客様にとっては、
立派な来店動機になりますよね。




さらに、ガチャガチャが収益に繋がっているという
ポイントを教えていただきました。






「ガチャガチャはお買い上げ金額が2,000円以上で1回
回せます。
当店の主力商品はシュークリームやケーキなどの生菓子ですが、
大体のお客様が3~4個購入されます。
金額にすると1,500円前後が多いのですが、2,000円は
ちょうどケーキをあと1個プラスしてもらえれば
クリアできる金額なので、客単価のベースアップになればと
思っての金額設定です。」
(長島様)



いかにして商品を1点プラスで買ってもらえるかは
お店にとってはとても重要なポイントですが、
それにガチャガチャが一役買っているということですね!




「『ケーキ屋はこうじゃないといけない』という
固定概念をなるべく持たないようにしている」という長島様。



パティシエ エヌトーク様の戦略的な取り組みは、
お店の至る所にまだまだ隠されています!
が、それはまた次の機会に。







パティシエ エヌトーク 長島様
ご協力ありがとうございました!




パティシエエヌトーク様のインスタグラムはこちら





 
【今回の通信ライター】


 
ちいさなお菓子工房ひつじ様(静岡県浜松市)|【お客様事例】
2022/05/16 00:00


こんにちは!

約半年ぶりに事例紹介をさせていただきます、
スイーツ事業部の笹沢 翼です。
お久しぶりです(笑)



 
半年も経てば季節も変わり、
早くも初夏の雰囲気が。
苦手な夏がやって来る訳ですが、
ゼリーに水ようかん、アイスクリームにかき氷…
暑い時期もおいしいものが多くて助かります(笑)







さて、今回ご紹介するのは、静岡県浜松市にある
「ちいさな菓子工房 ひつじ」様です。


製造・販売すべてをオーナーの光岡様おひとりでされています。
店内は古民家のような温かみ溢れる内装。
棚や什器はお知り合いの自宅で使われていた棚やオルガンなども使われています。










予約限定のホールケーキと、種類豊富な焼き菓子を販売されているひつじ様。

今回注目したのは、文字通り「看板」となっているこちらの取り組みです。




そう、スイーツ自販機です!

その名も、「コバラ ミタス ジハンキ」

名前もユニークです(笑)






店名とかわいい柄がプリントされています。




「立地的にお店が目立たないので、
自販機が看板となって集客に一役買ってくれています
(光岡様)








こちらの自販機では常時10種類の商品が販売されています。

犬用クッキー、手作りエコバッグなど一風変わった商品もありながら、
焼き菓子はもちろん生菓子もラインナップ。

価格は200円台~400円と大変リーズナブルな設定です。

クッキーなどの薄いものは自販機内に16枚ほどストックできるそうです。


地元紙に掲載されたときは、自販機に行列ができたとの事(笑)




気になるのは導入・運営にあたっての費用

今回は、こちらの自販機導入時の費用についてもお教えいただけました。


「業者さんによって異なるとは思いますが・・・

自販機自体はリース契約で入れたので、初期費用はかかっていません
月々の支払いは2万円弱です。
自販機を可愛くラッピングしてもらったのですが、
その費用がデザイン料・施工料込みで30万円でした。」
(光岡様)


との事でした。
ぜひ参考にしてみてください!




ということで、僕も実際に購入してみました!


人気商品のクレープやチーズケーキ、ロールケーキはすでに売り切れ。

ガトーショコラで生クリームをサンドした、
「焼ショコラ」を買ってみることに。








購入方法はジュースの自販機と全く同じ。
お金を入れて、希望の商品の番号ボタンを押します。










正直、自販機ならではの「ガコン!」という落下音を不安視していたのですが・・・








焼ショコラは驚くほど静かな着地を決めていました。

そもそもジュースの自販機とは作りが違うらしく、
デリケートな生ケーキも問題なくスムーズに出てくるようです。








自販機でケーキが買えるという初めての体験に、軽く感動・・・!
ひんやりとしていて、味はもちろんとても美味しかったです!






営業時間に左右されず、いつでも販売ができるのがメリットです。
一人で店を切り盛りしているので、
無人でもお菓子を買っていただけるありがたい状況が作れています」
(光岡様)



また、お話を伺った中で僕が魅力的だと感じた部分はこちら。



お店が忙しくない夏は自販機が人気で、売り上げを補ってくれてます。
自販機では無人でひんやりスイーツが買えるので、
暑い外を歩いている人には魅力的に見えると思います。

逆にお店が繁忙期の冬は自販機の売り上げが落ち着くので、
補充に追われることもありません。」
(光岡様)



一人で運営されるにあたり、無人でも売り上げが作れるのは
販売員がもう一人いるようなものですよね。

話題性もあり、お店への販促効果も高そうです。

浜松市は洋菓子激戦区と言われており、より他店との差別化が求められます。

販売効率も上がり、宣伝効果もあるスイーツ自販機は
まさに一石二鳥の取り組みですね。



ちいさな菓子工房 ひつじ 光岡様、ご協力ありがとうございました!





ちいさな菓子工房 ひつじ様

インスタグラムはこちら


「コバラミタスジハンキ」のインスタグラムはこちら



【今回の通信ライター】