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アンティーク雑貨:メタルプレート
2021/09/29 00:00
こんにちは!
スイーツ事業部、企画営業の森谷です!

朝が少し冷え込んできて、秋を感じる季節になってきましたね。
「秋といえば、○○の秋」と毎年考えるのですが、
みなさまは今年の秋はどのように過ごされますでしょうか?
僕はやはり食欲の秋ですね!
太らないように気をつけたいと思います(笑)

さて!今回はご好評いただいている
ヴィンテージアイテム」のご紹介をします。



メタルプレートです。
シンプルなプレートでありながら、
店内の雰囲気をぐっと引き締めてくれる味のある商品です。

ハンドメイドで打ち付ける加工で仕上げたメタルプレートは、
食用プレートとしてではなく、
フルーツを盛り付ける器、雑貨アイテムなどとして使われていました。

僕がこのプレートを見てまずはじめに感じたことは、
焼き菓子との相性が良い」ということです。



今回並べてみたのは、シュトーレン、マフィン、カヌレ。
並べられる数は通常の什器と比べてもそんなに多くはないですが
プレートに乗った焼き菓子はひとつひとつに特別感、存在感がありました。
焼き菓子の焼き色や素朴な形もひときわ際立ちますよね。





今回の撮影をしていた時に感じたことですが
雰囲気のあるプレートが一枚あるだけで、
ディスプレイの質もグッと上がる気がしました。
什器としても、ディスプレイとしても使い勝手がいいですし
SNS用の撮影小物としてもおすすめです!

ぜひ店頭の雰囲気づくりにお使いください!




最後にいつもスイーツ通信をご覧いただいているみなさまに
新商品情報をいち早くお届けさせていただきます。



こちらは10月13日(水)に発売する新商品です。
クラシカルなデザインで、ヴィンテージ雑貨との相性もばっちりです。
箱の横に付けたデザインリボンがアクセントで可愛いですね!

今回ご紹介できるのはここまで!
詳しくは10月13日発刊のカタログをご覧ください。
発売までどうぞお楽しみにお待ちください!

最後までご覧いただきありがとうございました。
洋菓子店ミネット様(兵庫県西宮市)|【お客様事例】
2021/09/22 00:00
こんにちは! スイーツ事業部の笹沢 翼です。


移り変わる流行のお菓子より、伝統的なお菓子に惹かれます。
フロランタンやマドレーヌはもちろん、
ガレット・デ・ロワやフランクフルター・クランツなど・・・
バターに目が無いんでしょうかね(笑)
惹かれるけど食べたことがないものも多いので、
徐々に挑戦してお菓子の歴史を知っていけたらと思います。


さて、今回ご紹介するのは、とあるおもしろい
お店作りをされているお店。
兵庫県西宮市の「洋菓子店ミネット」様です。





何がおもしろいかと言うと・・・










 店内、見渡す限りねこ、ねこ、ねこ!!
店名からお分かりの通り、ねこデザインに特化した
お店作りをされているお菓子屋さんなのです!


そんなミネット
はオープンから2年目のお店。
オーナーシェフの柏堂 肇 様は、もちろん愛猫家。
同じくねこ好きな奥様と一緒に独立される際、「もう、ねこしかないね」
と意見が合致、「Minette=猫」 という店名にされたんだそうです。


「お気に入りを探す楽しみも感じてほしく、あえて雑多な感じにしています。
ねこの置物は徐々にお迎えして、だんだん増えてきました。
まだまだ増やす予定です(笑)」(柏堂様)


看板商品は、ひとつひとつ手作りされている
にゃんとも可愛い「ねこクッキー」



@minette_neko_cake

もしかすると、SNSで見たことがある方も いるかもしれません!



「洋菓子店のクッキーにここまで人の手をかけている人はいないかも。
それだけ、作るのには手間がかかっています」(柏堂様)




同じく人気商品はムースを使ったねこちゃんのケーキで、
店名を冠した「ミネット」

こちらも黒ねこ、とらねこ、白ねこ…と種類が豊富!



@minette_neko_cake


「動物の顔のケーキは、普通お店に1種くらい。
これだけ種類があるのも他のお店では見ない光景だと思います。」(柏堂様)






他にもねこマカロンや、







ドームケーキや、

@minette_neko_cake





ニャイシングクッキーなどなど・・・

@minette_neko_cake

とにかくねこモチーフにこだわり抜いたお店になっています。






でも、ここでふと疑問が。

これだけねこに絞ったお店作りをして、 お客さんを選んでしまわないのかな・・・?

間口が狭くなってしまっていないのかな・・・?




これについて、柏堂様に伺ってみました。



「万人受けするお店にしてしまうと、他店との差別化が難しくなってしまう。
洋菓子激戦区の西宮では、他店では買えないものを置く方が理にかなっています。
おかげで近隣以外のお客様も来てくださるし、
SNSでも 『コロナが落ち着いたら行きます!』と遠方の方から
ありがたい言葉もいただけています。」




ターゲットを絞ることで、他店ではなく、“このお店に来る”動機ができるわけですね。





「また、ねこ好きの方がいらっしゃることによって、購入単価が高いと感じます。
そういう方はねこ好き仲間へのプレゼントも多いので、
ねこクッキー缶(¥2,800)を複数買いしてくださったりもします。」




客単価を上げるにはギフトは必須ですが、ねこという特別な要素が商品に付加されることで、
ギフトとしての需要に一役買っているようです。





「あとは、シーズンイベントには強いです。
ねこというベースのモチーフがあるので、お菓子にしても
クリスマスはサンタ帽を被せたりしたアレンジでインパクトがあります。
ハロウィンはもちろんねこデザインのものが溢れているので、
資材もメーカー既製品を使いやすい。

2月22日のねこの日はクッキーをサービスするイベントをしましたが、
うちは毎日がねこの日のような店なので(笑)

ねこにイベント要素を乗せることで当店しかできない展開が
できるのは強みだと思います。」




可愛いねこにイベントのアレンジ。まさに鬼に金棒!
ゼロからイベント要素を作るより、取り掛かりやすさもありますね。





「そして、ねこ好きの方は当店のファンになってくれやすいので、
リピーターの獲得に役立っています。
可愛いねこの形をしたお菓子が、味もおいしい。そこをしっかり
押さえることで、ファンづくりができていると思います。」(柏堂様)





こうして聞いてみると、メリットがたくさん!!


ミネット様のファンづくりは、ねこに特化した独自性と、
シェフの腕が光る味との両輪で叶えられているんですね!




柏堂様は、
「100人に1,000円のお買い物をしてもらうのではなく、
10人だけでも10,000円買ってくれるお店にしたい」
と話します。




日本の人口推移を見ても、これからは客数が増える時代ではありません。


そうなると安いものをたくさん売るのではなく、
しっかりとした値段をつけたものを買ってもらう必要がありますよね。



そして価格競争に巻き込まれないためには、
「このお店でしか買えない」を叶えること。
「ねこ」は一例ですが、これはどのお店様にも共通しますよね。



今回は、ご自身の好きなものをしっかりと差別化のための
商品・お店作りに生かされている取り組みをご紹介しました。





「洋菓子店ミネット」様、ご協力ありがとうございました!





洋菓子店ミネット様の
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最後に、僕のお気に入り、
ミネットさん家のバンザイにゃんこで締めさせてもらいます(笑)
お店に行かれた際は探してみてください。








【今回の通信ライター】
 


 
patisserie nana様(兵庫県姫路市)|【お客様事例】
2021/09/13 00:00
こんにちは!
スイーツ事業部、企画営業の森谷です!

10月でスイーツ事業部に配属されて
丸一年が経とうとしています。
たくさんの方とお会いできて
本当に充実した一年だったと思います!
まだまだ知らないこともたくさんあるので、
みなさまに教えていただきたいです。
よろしくお願いいたします!

さて!今回は前回に引き続きアンケート結果で
ご要望が多かった、「ディスプレイ」が素敵なお客様ご紹介します。
兵庫県姫路市の「patisserie nana」様です!



お店のイメージキャラクターはリスで、
店内はリスの住み家をイメージしたような作りになっていました。


まず、僕がお店に入って思ったのは
男性でも入りやすいお店だということです。
その理由は、店内があまり可愛すぎないからです。
「可愛くない」のではなく、「可愛すぎない」。

ギフトは誰かにプレゼントするものなので、
やはり可愛らしいものが多かったりします。



しかし一方で、焼き菓子コーナーを見てみると、
統一感のある什器にシンプルなスイーツパック。
こういうのが好みの男性も多いと思います。



最近はスイーツが好きな男性も増えてきており、
洋菓子店に足を運ぶ男性も増えてきたそうです。
もちろん、ギフトを買いに来られる方もいらっしゃいますが、
コロナをきっかけに自家需要として買う方も増えました。
そういった方には特に焼き菓子コーナーは
可愛すぎない方がハマるのかもしれませんね!


次に僕が注目したのはこちらです!



観葉植物です。
観葉植物を店内に置くことで、さまざまなメリットがあります。
・リラックス効果          
・外から見たときのお店の印象アップ!
・空いたスペースの有効活用     
・店内にメリハリをつけてくれる など


エントランスにも素敵な植物がありました。

店内にぽっかりと空いてしまっている
スペースがあるのであれば、
ぜひ観葉植物を置いてみてはいかがでしょうか?


最後に僕が注目したのは、こちら!



手書きのディスプレイとチラシです!
僕がnana様の中で一番好きなポイントです!
もうすでに取り入れられているお店様も多いかもしれませんね。

手書きにすることの最大のメリット、
それは「人の温もり」を伝えられることだと思います。




月に一度発刊されている「patisserie nana News」。
「毎月楽しみにしてくださっているお客様もいるので、
どれだけしんどくても欠かさず毎月続けています」と山岡様。

字や絵の上手い下手はあると思いますが、
それが味となってお客様にも伝わります。

人の気持ちのことなので見えない部分にはなりますが、
必ず気づいてくださるお客様はいらっしゃると思います。


patisserie nana様のお客様への想いが
ディスプレイに表れているように感じました!
本当に終始ほっこりする空間でした。


patisserie nana様
ご協力いただきありがとうございました!

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お花屋さんだからできること【お客様めぐり日記】
2021/09/10 00:00

こんにちわ!
情熱企画人のハラキタです!
さて今回は、Lily Promotion Japan(リリープロモーション・ジャパン)と
植物生活 BOTANICAL PHOTO AWARDとのコラボコンテストで
優秀賞を獲得された蘭光園の林様とその活動をご紹介します!

このコラボコンテストでは、
「ユリを使ったフラワーデザイン」をテーマに開催されており、
林様はお花の取り寄せも生産者さんに直接問い合わせをし、
日本で2人程しか作っていないという、希少価値の高いユリで制作されたようです。

その優秀賞を取られた作品はコチラ!

 

中央に水に浮かべたキャンドルと
ユリの花がとても涼しげで美しい作品でした。
優秀賞おめでとうございます!


また蘭光園様ではチャリティーイベントを
年に1回開催され、今年で10年目になるそうです。
きっかけは、ご家族皆さんが阪神淡路大震災で大変だった時に、
周りのみなさんに助けてもらったことがあり、
ずっと何か恩返しできないかとお考えだったそうです。

イベントでは会場をレンタルし、
デモンストレーションで花束を作り、
お客様にオークションで価格を決めてもらい、
その売上金すべて被災者の方へ寄付するという取り組みです。
活動的に取り組んでおられる林様だからこそ
多くの方からお声がかかり、自然と人が集まってくる。
そんな人間力のある林様に私も心を動かされました。


PS.
訪問させていただいた時に
ラウンドブーケを入れる持ち帰りバックが、サイズが合わなくてお困りでした。
見本で、ブーケを作っていただき、
本当に欲しい袋のサイズをより分かりやすく教えていただきました。
作ってくださったひまわりのブーケを帰り際に持たせてくださり、
久しぶりに花束をかかえてみてふと感じたのは、
「お花をいただくのって、やっぱりうれしい」ということ。
お家に飾ってみると、お部屋が明るくなって、さらに気分が上がりました。
お花の効果を広めるためにも「お花を持って歩くことが楽しくなる」
そんなバッグを企画したいと!と思う瞬間でした。
 

 



書いた人・ハラキタ

「好きな植物だからこそ情熱が湧く!」
 
お菓子工房新様(大阪府交野市)|【お客様事例】
2021/09/08 00:00
こんにちは!
スイーツ事業部、企画営業の森谷です!

先日、大阪に緊急事態宣言が出る前に、
プライベートで奈良に行ってきました。
奈良公園近くにある、ひがしむき商店街で
おもしろいものを見つけました。
それはなんと、マカロンの自動販売機です!
「スイーツもとうとう無人販売できるようになったのか!」
とすごく驚きました!!
今後のスイーツ業界の変化が楽しみです!

さて!今回はアンケート結果でご要望が多かった、
「ラッピング」が素敵なお客様をご紹介します。
大阪府交野市の「お菓子工房 新」様です!



昨年10周年を迎えられた、地域に愛されているお店様です。
看板商品のバウムクーヘンをはじめ、
数多くのお菓子を取り揃えられています。



豊富な種類のお菓子もさることながら、
ラッピングの技術も一級品です!



そこで、お菓子工房新様のラッピング担当の
野村希望様にラッピングについてお話をお伺いしました。

 森谷:ラッピングについて意識されていることはありますか?

野村様:一番意識していることは季節感を出すことです。
    これからの秋だと、木の実や造花を付けたり、秋色っぽいリボンを付けたり・・・
    ギフトのボリューム感はラッピングしていけば自然と出てくるものですね。
    気を付けているのは、ラッピングのボリュームに変化を持たせることです。
    このラッピングを見れば分かりやすいと思います。




 森谷:すごいですね!パッと見るだけでもはっきり分かれているのが分かります。
    造花やリボンの使い方が本当にお上手ですね。

野村様:リボンや造花はヘッズさん以外にも5社から仕入れています。
    ラッピングをすることが大好きで、
    ついいろんなものにリボンを掛けたくなります(笑)
    「好きこそものの上手なれ」。
    やらないといけないという感覚より楽しむ気持ちが大事なんだと思います。



 森谷:これだけのリボンを取り揃えられているお店様は初めて見ました!
    楽しむ気持ち。たしかに何事においても大事なことですね。

    先ほど、季節感を出すことを意識されているということでしたが、
    季節の変わり目、イベントがない時などのラッピングはどのようにされていますか?

野村様:たしかにこの時期は悩みますよね。
    というのもギフトをあげる場面が想像しにくいんだと思います。
    そんな時はピンク系のラッピングをしています。
    いろんな場面に対応できるカラーなので、使い勝手がとてもいいです。

 森谷:ピンク!なんとなくですが、「ギフトの王道カラー」のような感じがしますよね。
    困ったらピンク。シンプルで良いですね!

    これだけ素敵なラッピングをされていたら、
    資材代をお客様からどれだけいただいているのか、
    というところが気になるのですが・・・

野村様:ラッピングにもよりますが、
    かかった資材費にだいたい平均2割~3割ほどを乗せさせていただいています。
    厳密な計算をしているのではなく、
    区切りが良いお値段で切っているような感じです(笑)
    やはりケーキ屋さんとしてはお菓子が味わっていただくことが
    一番嬉しいことなので、資材代はあまりいただかないようにしています。

 森谷:そうなんですね!

野村様:でも最近資材を選ぶときに意識していることがあるんですけど・・・
    いかに残るものをラッピングするか?ということを意識しています。
    ギフトを受け取った方が、その後捨ててしまうのはもったいないかと・・・
    形として残る、再利用できる、そんなことも大事なのかなと最近は思っています!

 森谷:形に残るギフト。
    お客様にとって、もらった時の喜びを思い出すきっかけになりますね!

    とても貴重なお話をありがとうございました!

ラッピング技術もすごいですが、
何よりラッピングに対する考え方に
感服いたしました。

お菓子工房 新様
ご協力いただきありがとうございました!

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