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LSの勉強会レポート:東海バネ工業株式会社様(大阪府大阪市)|【GCC勉強会】
2024/02/07 00:00
みなさんこんにちは!
ライフスタイル事業部:企画営業の和知(わち)です!

今回は1月24日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会とは、会社運営・人材育成について「人本経営」を軸に学ぶ場で、社会労務士の小林先生と事例発表者(ホスト)をお招きして毎月開催しています。


会場はヘッズのショールームで、大きなスクリーンに資料を映して講演してくださいます。
当日はあまり写真が撮れず…。少しでも雰囲気を伝えたくて、講演してる気持ちで写真を撮ってみました!

勉強会は概ね90分で、終了後にはリアル参加者の方を対象に懇親会を行います。
GCC勉強会の詳細はこちら>>

今回のホストは東海バネ工業株式会社 渡辺様です。

渡辺顧問が東海バネに入社されたころのお話を中心に、努力されここまで辿り着いたお話と、先代の経営方針を曲げずに収益が取れる体質の会社にされるまでの、渡辺顧問の正念場を潜り抜けてきたお話をお聞かせいただきました。

・言い値で買ってもらえる会社にならなければいけない
・顧客満足は安売りではない
・できませんとは言いません
・納期は守る
・職人による手作りの姿勢を大切にする
・オーダーメイド特化型多品種微量生産「単品バネでお困りの方のお役に立つ」
・ダントツの高品質実現を目指す

などなど・・・
今回のお話で僕が特に印象に残った渡辺顧問のお言葉です。
そしてこの中でも特にブログでお伝えしたいと思った内容を2つに絞ってご紹介します。



・言い値で買ってもらえる会社になる

少しでも売上げを上げたいから、競合他社に勝つために値引きをする。
この方法はある意味当たり前のことなのではと、今まで僕は思っていました。
これは渡辺顧問がヨーロッパ研修でドイツのバネ屋に行かれた際のエピソードで、 ドイツのバネ屋のオーナーに「先方に価格が高いと言われたらどうするのか?」と聞いたそうです。
「価格が合わなければ、それ以上は話を進めない。」とドイツのオーナは答えたそうです。

値引きはしない。
値引きをしなくても売れる製品・サービスをつくる。

このことを、ドイツのバネメーカーで気づかせてもらった。と渡辺顧問は仰っていました。


・安く作るためでなく、高く売るためのコンピュータ

東海バネさんでは、バネで困っている人の役に立つ「オーダーメイド特化型多品種微量生産」を適正な価格での販売実現に向けて、安く作ることよりも高く売るためのコンピュータの使い方を考えられました。
そうしたなかで出会ったのが、酒屋さんだったそうです。

酒屋さんはお客様情報をデータベース化し、お客さんが欲しくなるタイミングで商品を届けるといった営業をされ、繁盛店のさらに3倍の売上を上げていました。
オーナーさんの「酒や醤油を買ってもらっているのではなく、システムを買ってもらっている」という言葉に、渡辺顧問は「これや!!!」と思われたそうです。

いつ発注されてもすぐに対応して、納期を守る。
高品質で信頼ができて、何年経ってもアフターサービスが万全。高くても購入される価値を訴求する。
バネで困ったら東海バネに言えばいいという「コト」の実現に取り組まれました。


まだまだお話はありますが、今回はここまでとさせていただきます。
渡辺顧問の汗をかいた話。色々なコトを経験されて苦労をしてきた話。
嫌な思いもされた分、リバウンドとして成功が返ってきたんだと思います。
何が大切なのかが伝わってくる、大変貴重なお時間でした。

※後日動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。


東海バネ工業株式会社 渡辺様
素敵なお時間をありがとうございました!



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次回は2月14日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

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