エルベラン様(兵庫県西宮市)|【GCC勉強会】
2025/04/19 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、4月16日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>



今回のホストは エルベラン オーナーシェフ 柿田 衛二さま です。
柿田さまは1964年に兵庫県の夙川で創業し、地元の方に愛され続けている洋菓子店「エルベラン」を継承された2代目のオーナーシェフです。創業から続くこだわりや伝統のお菓子の良さはそのままに、従業員の休日を増やす取り組みを行い、お客様・スタッフ・関係生産者・経営者がともに幸せで豊かになる経営を実現されています。

しかし、その道のりは困難も多く、失敗も何度も経験されました。
今回は『3大失敗から学ぶ事業再設計!お客様・スタッフ・関係生産者・経営者がともに幸せに豊かになるマネジメント法』をテーマに「柿田版しくじり先生」として、柿田さまが失敗からどのように学び、変わっていかれたかをお話しいただきました!

「経営がうまくいく理由は人の数だけあるが、失敗の理由は実はみんな同じ」というお話が始めにあるのですが、講演を聞いているとその意味が分かりましたし、何より「こんなにも詳しく深いところまで話してもらえるの!?」とびっくりしました!
たくさんのお話をいただいたので、その一部だけご紹介します^^



柿田さまご自身が失敗したと思うことをベースにお話しいただいたのですが、過去に仕事ができる女性が入社され、きっとこの方は将来リーダーになってもっと活躍してくれるだろうなと信頼していたのに、2年で辞めてしまったそうです。
その時に柿田さまが思ったのは、なぜ辞めるんだという怒りなどではなく、その女性に何もしてあげられなかったという後悔でした。この件がきっかけで、週休2日制をスタートされました。

それでもスタッフさんの定着率が良くなることはなく、「休日を増やしたし他所のケーキ屋よりマシなのにナゼ?」と思われていましたが、その思考が間違い。
他所と比べてどうかではなく、自分の店はどうしたいのかが大切だということに気づかれました。



また、「洋菓子屋は洋菓子を作るのが仕事」というのも思い込みだそうです。
以前の柿田さまはお店のあれこれを1人で抱え、お客様は自分が作ったケーキを食べたいんだと思い込んでいたので、休日はあっても残業は多いなどキツイ職場になっていたそうです。しかしその状況も、パティシエはしんどいのが当たり前と思われていました。
どうしたものかと悩んでいる時に、ある経営者の方に「事業の設計図がないと、犬小屋に自分や大切な家族・スタッフを住まわせているのと同じ、そんな家だと誰もしあわせになれない」と指摘されたそうです。
「自分の大切な人やお客様が来る家を設計図なしで建てる人はいませんよね。いないはずなのに、私は設計図のない犬小屋で経営しているのと同じ状態でした。その設計図というのが事業設計図なんです。」とお話しいただきました。
そこから本気で事業設計図を考えたり、マネージメントを勉強されたそうです。



ケーキ屋であるエルベランさまが仕事内容などを整理したビジネスマップを作ってみると、驚きの結果に。
会社の主役であるケーキを作る職人作業は仕事全体の中では2割ほど。そして体を動かす仕事は3、4割。つまり、ケーキ屋の事業活動の中で大多数を占めているのが「頭を使う管理運営の仕事」であることがわかったそうです。
この事実がわかってから、今までの考え方で運営をしていてはダメなので、さらに深掘りして考えられたり、取り組まれたことも詳しくお話しいただきました。
ケーキ屋さんでの事例ですが、核心の部分はどの業種、職種でも同じで、会社を経営している方はもちろん、現場スタッフである私でもとても勉強になるお話しでした!
そして、惜しみなくすべてお話ししてくださるので、とにかくわかりやすく、実践したくてワクワクしました!
このブログに書いたことはほんの一部ですので、柿田さまの生の声や想いを聞きたい方は、勉強会の様子をアーカイブしておりますのでぜひご視聴ください^^
ヘッズ公式Youtubeはこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。



お話の中で「エルベランに来たことがある人いらっしゃいますか?」など、挙手をするタイミングがいくつかあったのですが、挙手をするとエルベランクッキーがもらえるというハッピーシステムもあり、会場は明るいムードで終始いい雰囲気でした^^
ただ真面目に学ぶだけでなく、楽しくお話を聞けるような工夫をされている柿田さまのお人柄の良さや魅力も、ものすごく伝わってきました!



エルベラン オーナーシェフ 柿田 衛二さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※8/21(木) 再登壇決定!!
テーマ:「文系経営術基礎編 マネジメントの全体像を視覚で理解する」についてお話しいただきます!

過去のGCC勉強会はヘッズ公式Youtubeでご視聴いただけます!アーカイブページはこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。

エルベランさまのホームページはこちら>>

次回は5月14日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のブログのバックナンバーはこちら>>
一般社団法人豊岡アートアクション様(兵庫県豊岡市)|【GCC勉強会】
2025/03/24 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、3月19日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>



今回のホストは 一般社団法人豊岡アートアクション 理事長 中貝 宗治さま です。
兵庫県豊岡市生まれの中貝さまは、2001から2021年の20年にわたり豊岡市長として地方都市のあるべき姿を示し、為すべきことを断行し豊岡の繁栄、発展に尽くされました。

世界初、野外で一度絶滅した動物を人里に帰すコウノトリの野生復帰、8年間で45倍に増えたインバウンドの促進、世界中からアーティストが続々と訪れる「深さを持った演劇のまちづくり」、ジェンダーギャップ解消の4つについて、「小さな世界都市を創る―豊岡の挑戦―」をテーマに、着実に成果を出しつつある豊岡のローカル&グローバルの挑戦についてお話しいただきました。



地方都市である豊岡市の最大の課題は「人口減少」でした。将来の人口がどうなるかを予測したグラフを見ると、2040年には30%も減ってしまうだろうという数値が出ていました。
そこでさらに深掘りして調べたところ、若者の流出が大きく、豊岡に暮らす価値は「若者に選ばれていない」ということがわかりました。

なので若者にとって突き抜けた「豊岡に暮らす価値(魅力)」の創造が必要であることを考え、豊岡を『小さな世界都市』人口規模は小さくても、世界の人々から尊敬され、尊重されるまちにするという目標を掲げられました。

目標を達成するための戦略ですが、大都市のような資本力はないため、大きさや高さを競うようなことはできません。世界にアピールできる豊岡の魅力は何なのかを考え抜き、『地方都市ならではの地域の自然、歴史、伝統、文化に深く根ざし、世界で輝く』ことが重要と考え、世界に通用する「ローカル」を磨くという決断をされました。



ここまでのお話を駆け足で書かせていただいているのですが、会場でスライドに映るグラフなどを見ながら中貝さまのお話を聞いていると、とにかく真剣に豊岡のことを考え抜かれていることが伝わってきました。
現状の問題も表面だけでなく根底に何があるのかを深く追求し、改善すべきものを見極めて目標を設定し、達成するための施策を実行されている企画力、行動力が凄すぎてお話に引き込まれてしまいました!

さらに、目標を達成するために必要不可欠な「持続可能性」にも着目し、利益を追求することも計画に組み込まれています。
「この目標を掲げて進むんだ!」という芯をつくるだけでなく、それを達成するための道筋まで考え抜かれていることで、やればできると信じることができるし、一緒にチャレンジしたい!と思ってくれる人たちがどんどん増えていくんだろうなぁと思いました。



大きな夢や目標を掲げる時には、反対意見も出てきます。そのときはとにかく対話を続けて、未来に目を向けることで理解をしてもらえたというお話がありました。
また、目標を立てる上での考え方、戦略の大切さを10年かけてスタッフのみなさんに浸透させていったお話など、中貝さまがお話ししてくださる豊岡市長としてのご経験は、企業やお店の運営や人材育成のヒントが盛りだくさんでした!
そして、こんなにもまちや人を考えてくれる市長がいるところで暮らしたいなと思うくらい、市長の中貝さまの魅力も溢れていました^^

このブログに書いたことはほんの一部ですので、中貝さまの生の声や想いを聞きたい方は、勉強会の様子をアーカイブしておりますのでぜひご視聴ください^^
ヘッズ公式Youtubeはこちら>>


↑コウノトリポーズでお写真撮らせていただきました^^

一般社団法人豊岡アートアクション 理事長 中貝 宗治さま
素敵なお時間をありがとうございました!

過去のGCC勉強会はヘッズ公式Youtubeでご視聴いただけます!アーカイブページはこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。

一般社団法人豊岡アートアクションさまのホームページはこちら>>

次回は4月16日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のブログのバックナンバーはこちら>>
一般社団法人日本ろう者サッカー協会様(東京都文京区)|【GCC勉強会】
2025/02/26 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、2月19日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>



今回のホストは 一般社団法人日本ろう者サッカー協会 専務理事 浜津 哲也さま です。
浜津さまは健聴者のお父様、難聴者のお母様の元に4人兄弟の次男としてお生まれになり、ご兄弟も2人が健聴者で2人が難聴者なので、家庭内では当たり前に手話と口話、ジェスチャーが入り混じる環境でお育ちになりました。

浜津さまは20代後半でデフサッカー・フットサルの世界を知り、2010年にデフフットサル男子日本代表に選出され、その後アジア大会、ワールドカップに出場し、選手引退後に日本ろう者サッカー協会理事に就任されました。
サッカー協会理事とはいえ、実際は平日は一般の会社にフルタイムでお勤めで、協会のお仕事は夜や土日にしかできないという過酷な現状です。
そんな中でも、選手時代を過ごした自身の経験や、その時の想いを胸に、今は現役のデフサッカー選手がよりよい環境でサッカーに打ち込めるよう、尽力されています。
『何とかなる!前に進む!』の気持ちでみんなのことを想ってチャレンジし続ける姿はとても素晴らしく、知れば知るほどデフサッカーやデフリンピックを応援したいと思いました!



また、今回はゲストとして第10回アジア太平洋ろう者競技大会で優勝した日本代表選手の3名にもお越しいただき、それぞれの想いなどをお話しいただきました!

流通科学大学 在学中 則末 遼斗 選手からは、アジア大会の途中から試合に出られなくなってしまった中でも前を向いてチームメイトと一緒に戦い、次に切り替えていったメンタルコントロールについて。

シンプレクス・ホールディングス株式会社 西 大輔 選手は、聴覚障がい者初のJFLプレイヤーで、デフサッカー選手以上に厳しい環境での経験についてお話しいただきました。

住友電設株式会社 古島 啓太 選手は日本代表歴14年目の副キャプテンで、デフサッカーの環境の昔と今の違いや、デフリンピックに向けての想いを熱く語っていただきました!



みなさんは「デフリンピック」はご存知ですか?
デフリンピックは、耳が聞こえない・聞こえにくい人たちのオリンピックで、2025年は100周年の記念すべき大会で、今年の11月に東京で開催されるんです!
デフリンピック公式サイトはこちら>>

本日講演いただいた皆さんは、デフリンピックで活躍するために日々練習を重ねるだけではなく、『デフリンピックの会場でたくさんのお客さんに応援してもらうこと』を目標に、デフリンピックやデフサッカーの知名度を上げるための講演活動なども積極的にされています。

デフスポーツは世界大会でも、観客席には空きがある現状ですが、聴覚障がいの理解促進や、健聴者と難聴者の共生社会の実現のためにも、デフリンピックを最大限に盛り上げていきたいと尽力されています!
本気で頑張っている人ってとても魅力的で、応援したくなりますよね。
私も身近な人にどんどんデフリンピックを宣伝していきます!


↑こちらはデフリンピックの手話です^^


そしてそして!
そのデフリンピックを盛り上げる企画の1つとして、2025年4月2日(水)19:00より、東京の国立競技場にてデフサッカー男子日本代表vsクリアソン新宿のエキシビジョンマッチが行われます!
試合の詳細などはこちら>>

デフサッカー史上初の国立競技場での強化試合になります。
エキシビションマッチを通して、デフサッカーはもちろんのこと、デフスポーツをさらに盛り上げたい!!
そんな想いでデフサッカー選手も関係者の皆さんもさまざまな準備をされています。

当日、スタジアムでの応援はもちろんですが、現地に行くことが難しい方にも応援をしていただきたく、クラウドファンディングが立ち上げられています。
応援したい方はぜひご支援をお願いいたします!
クラウドファンディングはこちら>>


このブログに書いたことはほんの一部ですので、浜津さまや選手の皆さんの生の声や想いを聞きたい方は、勉強会の様子をアーカイブしておりますのでぜひご視聴ください^^
ヘッズ公式Youtubeはこちら>>



一般社団法人日本ろう者サッカー協会 専務理事 浜津 哲也さま
日本代表選手の古島さま 西さま 則末さま
素敵なお時間をありがとうございました!

過去のGCC勉強会はヘッズ公式Youtubeでご視聴いただけます!アーカイブページはこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。

一般社団法人日本ろう者サッカー協会さまのホームページはこちら>>

次回は3月19日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のブログのバックナンバーはこちら>>
株式会社ルーヴ様(香川県高松市)|【GCC勉強会】
2025/01/31 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、1月29日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>


今回のホストは 株式会社ルーヴ 代表取締役社長 野﨑 幸三さま です。
野﨑さまは1978年に香川県・高松市に創業し地元の方に愛され続けている「菓子工房ルーヴ」で、ドイツ菓子・パンの製造に携わりながら、商品開発や販路開拓に従事されました。
全国に先駆けて生のオリジナルウェディングケーキを展開し、30年以上にわたりウェディングケーキや引き菓子の受注も担っておられます。

今回の講演では「変わらない笑顔のために、変わり続けるルーヴ」として長年チャレンジをし続けていらっしゃる野﨑さまに、『新しいニーズを追随する商売ではなく、自ら作るマーケットの仕掛けはこうだ! ~1990年WEDDING CAKE誕生秘話をあなたに~』をテーマにお話しいただきました。




まず初めにお話しいただいたのは、ウェディングケーキについてです。
昭和の時代は芸能人が超豪華な結婚式を挙げていて、披露宴のケーキは「高さ」重視。一般の方の結婚式の流行りも高さのあるウェディングケーキでした。
ところが昭和62年に、とある大物芸能人の結婚式で「新婦手作り」のケーキが振舞われたそうです。
この時に野﨑さまは「新しい時代が来る!」と確信し、早速行動を起こされました。

「高さ」ではなく結婚する「夫婦2人らしさ」のあるケーキがきっと望まれる!それをアピールするためには、結婚式場に野﨑さまが思い描く新しいケーキが飾られていて、新郎新婦がいる写真が必要だと考え、当時は結婚するご友人に、ウェディングケーキをプレゼントするから任せてほしい!とお願いして、営業ツールとなる写真を撮らせてもらったそうです。
そしてその写真を持ってホテルなどへ営業することで、高さ重視だったウェディングケーキから、夫婦2人らしいオリジナリティ溢れるウェディングケーキが広まっていき、そんなケーキを作れるのは「菓子工房ルーヴ」のみなので、ホテルからも注文が殺到!
MAXだと年間で1500台ものウェディングケーキを受注するほどの、新しいマーケットを作られました。



これだけでもすごい話なのに、さらに続きがあるんです!
ウェディングケーキと一緒に、引き菓子のご案内も合わせて行ったそうです。ウェディングケーキは新郎新婦との打ち合わせがあるので、直接会う機会に引き菓子もしっかりアピール。そうすることで引き菓子も一緒にご注文をいただくことがほとんどだそうです。
さらに、その時にご夫婦の住所などの情報をいただくので、結婚式のちょうど1年後に、結婚1周年おめでとうの気持ちを込めて、2人で食べ切れるサイズのハートのケーキをルーヴさんからプレゼント!
ご夫婦にとっては予想外のサプライズで、記憶に残るとっても嬉しい思い出の1つになるはずです。その感動体験は記憶に刻まれるので、これから子どもが生まれたら、子どものバースデーケーキを毎年ルーヴさんで買ってくれるなど、リピーター、ファン作りに繋がっているそうです。



ウェディングケーキから始まったご縁を、とても大切に繋げていき、長いお付き合いができる仕組みづくりもされていて、本当にすごいなと思いました。
そしてまた新たなマーケットとして、法人ギフトの需要にもいち早く気付かれ、会社用のギフトにも力を入れていらっしゃるんですが、これがまたすごいんです!



こちらは今回のGCC勉強会の会場参加の皆様にプレゼントされたルーヴさんのお菓子なのですが、この包装紙のイラスト、ヘッズの会長 暮松と、社長 花篤なんです!
ヘッズは昨年10月に新会社となり、創業社長だった暮松から社長業を花篤が引き継いだのですが、その様子を1月といえばの箱根駅伝のイメージからリレーをしているデザインにして、それぞれを表すものを手に持っていて、とにかく細部にまでこだわりが詰まっているんです。
そしてこれは、ヘッズが依頼したものではなく、野﨑さまはじめルーヴの皆さんで考えて作ってくださっているんです!もう、驚きばかりです、、、!

「全てはあなた『だけ』のために」がズドンと伝わってくる、感動を詰め込んだギフトでお客様の心を鷲掴みにしている野﨑様のお話は素晴らしく、さらに自分が日々向き合っているお仕事ももっといいものにできるのでは?と改めて考えるきっかけをいただきました。

このブログに書いたことはほんの一部ですので、お話を全部聞きたい方はぜひヘッズ公式Youtubeよりご覧ください!ご視聴はこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。



株式会社ルーヴ 代表取締役社長 野﨑 幸三さま
素敵なお時間をありがとうございました!

過去のGCC勉強会はヘッズ公式Youtubeでご視聴いただけます!アーカイブページはこちら>>
※ご視聴にはヘッズオンラインショップに会員登録(無料)、ログインが必要です。

株式会社ルーヴさまのホームページはこちら>>

次回は2月19日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のブログのバックナンバーはこちら>>
株式会社ヘッズ(大阪府大阪市)|【GCC勉強会】
2024/12/16 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、12月11日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>


今回のホストは 株式会社ヘッズ 代表取締役会長 暮松 邦一 です。
創業者である暮松が1人で事業をスタートさせたヘッズでは、少しずつ共に働く仲間が増え、2024年現在は87名のスタッフと共に幸せ創造会社を社是として運営しています。今回の講演では、『愛されイベントの極意 社員の幸せがお客様の幸せにつながる』をテーマに、人を大切にする人本経営に舵を切り、「会社はスタッフのために スタッフはお客様のために」を貫くことで得た成果や学び、そして今のヘッズの社風づくりに欠かせない様々な社内外でのイベントについて詳しくお話しいたしました!



現在はお客様のお役立ちや幸せづくりを意識しながらやりがいを持って働くスタッフが多いヘッズですが、約20年ほど前までは離職率3割、毎月のように人が辞めていく厳しい時代もありました。
売上至上主義でそのために自らもスタッフも遅くまで働いていた時代は、それでも儲けがあれば人はついてくると思っていたのに、気づけば離れていく人が多くなり・・・。
人のことで悩んでいる時に書店で出会った「元気な社員がいる会社のつくり方」の書籍を読み、気づきが多く感涙し、読み終えてすぐに作者である小林先生にFAXで手紙を送ったところ、翌日に小林先生から電話をいただき、その次の日には東京で会ってお話をし、ヘッズの全スタッフ対象に勉強会をすることが決定しました。
勉強会の内容は『人本経営』を軸に、働く中での幸せについて語り合ったり、素晴らしい企業様の事例を学んだりなど多岐にわたりました。
暮松は、小林先生との出会いがヘッズのターニングポイントで、これをきっかけにいい会社づくりに舵を切れたと話していました。



社是である『幸せ創造会社』、経営理念の『多くのしあわせを創りだすことにより 社員がしあわせになり、支持され、成長する会社になる』、そして行動指針である『クレド』ができてからは、それらを軸に何のために働くのかを全員で学びました。
スタッフ自身が「何のために働くのか?」を再認識することで、仕事へのモチベーション維持につながったり、事業部や役職の垣根を超えたグループ内でテーマに沿って語り合うことで、持ち場立場の違いに対する理解が深まり、感謝や想いの共有でプラスエネルギーが発生し、今のヘッズへと変わっていきました。



社内の雰囲気が良くなってくると、社内イベントを立ち上げるスタッフが自然と出てきて、イベントに参加することでさらに関係性が深まるという好循環が生まれました。
今では年間で様々な社内イベントが開催されており、そのご紹介はヘッズのスタッフからお話させていただきました。



お昼休憩の時間に映画を楽しむ『ランチシネマ』や、スタッフの健康促進のために企画された1日8000歩を目指す『ウォーキングチャレンジ』、お菓子とメッセージカードを交換し合う『バレンタイン&ホワイトデイ』はヘッズのスタッフで楽しんでいるイベントです。
『ハロウィンパーティー』『夏祭り』はスタッフはもちろん、その家族も参加できるイベントで、とくに子どもたちは毎回楽しみにしてくれるイベントとなっています。



『事業計画発表会』『ハッピーサンクスデイ(忘年会)』は、協力会社様にもご参加いただき、日頃お世話になっている感謝を伝える場にもなっています。
また、この場を借りてヘッズスタッフの表彰式も行っており、社長賞やチーム賞、新人賞、リーダーシップ賞、MVP賞などをスタッフみんなが投票して選ばれた人に贈ります。この時間は私たちスタッフにとってとても大切な時間で、笑顔あり、涙あり、たくさんの拍手でいっぱいになるしあわせな時間です^^



講演の終盤で暮松から「会社は生き物、生命体です。この生命体をどんなふうに育てていくのかは、みなさんにかかっています。」とメッセージがありました。
どうなりたいのかをイメージして、それに向かってチャレンジしていくことが大切なのかなと思いました。その「どうなりたいか」のヒントになるようなお話を月一で聞くことができるこのGCC勉強会を、もっとたくさんのお店様に知ってもらえるように広めていきたいと思いました^^



今回は12月開催でもうすぐクリスマス!ということで、会場で懇親会に参加されたみなさまにケーキをご用意していました!
この可愛いケーキはGCC勉強会で講演していただいたこともある大阪市平野区のパティスリーガレット様にお願いしました^^



本日もたくさんの方が会場参加してくださいました!
みんなで集合写真を撮りました♪



このブログでご紹介した講演内容はほんの一部ですが、ヘッズのオンラインショップに会員登録(無料)していただきましたら、過去の勉強会動画をいつでもご視聴いただけます!GCC勉強会の過去動画はこちら>>

次回は1月29日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のブログのバックナンバーはこちら>>
パティスリーラポール様(愛媛県松山市)|【GCC勉強会】
2024/11/27 00:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

さて今回は、11月13日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは有限会社ラポール 代表取締役 橘 憲一郎さまです。
「創業から6年連続赤字」「退職率も約40%」など、お店の外も内も大変だった時期もあったそうですが、「チーム力」に着目して、お店の立て直しを図られました。

今回はお店の立て直しのキーとなった「チームを創る」をテーマにご講演いただきました。

橘さまは大学卒業後、スターバックスコーヒーさんに入社されました。
スターバックスコーヒーさんの「人を大事にする」というピープルビジネスを実現したいと思い、有限会社ラポールを立ち上げられました。
「パティシエの集まるお店にしたい!」という想いから、創業わずか5年で3店舗まで広げられました。
ですが、創業から続く赤字に加え、パティシエの早期離職など、思い描いていた経営とは全くの別物になっていたそうです。
そんな時、坂本 光司さま著書の『日本でいちばん大切にしたい会社』を読み、「本当はこういう経営がしたかった…」と涙を流されました。
それをきっかけにお店の立て直しへ向けて、本気で動き始められました。

今回のブログでは、特に印象的だったことを2つピックアップしてご紹介したいと思います。

経営する上で大事なこと
立て直しするにあたって、まず最初に取り組まれたのが、「やりがい指数アンケート」です。

年に2回実施されているというアンケートですが、回答方法はシンプルなもので、約40個ほどの質問に対して1~10で答えていきます。
このアンケートの結果、とてもおもしろいデータが出てきました。

やりがい指数と売上は比例する」というものでした。
これを見た時に「いろんな経営の勉強をしてきたけれど、答えは意外とシンプルなんだ」と気づかれました。
このことをきっかけに「どうやったら自発的にチームを良くしていくか?」というのを考えるようになったそうです。
そこで大事なのが、こちらの3項目。

従業員さんは、仲間、会社が好きか?
従業員さんは、店舗、部署、会社を成長させたいと思っているか?
従業員さんの力が、思う存分発揮できる社風になっているか?

社風づくりはまさに土づくり!
そこに気づくきっかけとなった「やりがい指数アンケート」は、今でも継続されており、経営の上では大事な役割を担っているようです。

共感をベースとした採用と人材育成
人の採用というところはとても重要なところであると橘さま考えられており、「入社したけれど、やっぱり雰囲気が合いませんでした」というようなことが起きないよう、オリジナルのインターンシップを組まれているそうです。

採用段階からお店をオープンにして、お店のすべてを見てもらうための時間を作られたそうです。
また、人を育てるという面では、大きく研修内容を見直されて、「6ヶ月の理念研修コース」「選択事業」「委員会活動」など、お店で働き続けることで、技術の成長だけでなく、人間力を磨けるプログラムを組み込まれたそうです。

詳しいこともお伝えしたいですが、ぜひ後日配信の動画をご視聴ください!
※後日配信の動画をご視聴希望の方は、ヘッズまでお問い合わせください。
橘 憲一郎さま、ラポールのスタッフの皆さま
素敵なご講演をありがとうございました!

有限会社ラポールさまのホームページは
こちら>>

次回は12月11日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>
菓子工房ヤマオ様(大阪府富田林市)|【GCC勉強会】
2024/10/21 00:00
こんにちは!ヘッズの瀬川です^^

さて今回は、10月16日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>


今回のホストは 菓子工房ヤマオ 代表取締役社長 北林 祐介さま です。
北林さまは大阪で3店舗を営む洋菓子店「菓子工房ヤマオ」の2代目社長で、創業者である先代から事業継承してからは、会社運営や人材育成の難しさに悩まれていました。
そんな中、ヘッズで開催しているGCCの経営勉強会や、ヘッズの代表取締役会長 暮松の著書『小さな会社は「人を大切にする経営」で成功する』で人本経営を学び、実践されました。
(著書『小さな会社は「人を大切にする経営」で成功する』はこちら>>

今回の講演では、人本経営の核とその波及についてをテーマに、この1年の取り組みで得た具体的な売上アップの方法からその結果まで、包み隠さずお話しいただきました。



北林さまは28歳でケーキ職人の世界に入り、過酷な洗礼を受けました。入社してから10年以上、朝6時から深夜2時、3時まで働いても、それに反映されない給料。こんな環境で周りはどんどん辞めていき、未経験での入社にも関わらず2年で工場長になられました。
その後、社長になられてからも現状は変わらず、2年間でスタッフの求人、採用、退職を繰り返し心の糸が切れかけた時、ご縁があり「人本経営」に出会うことになりました。



ヘッズの代表取締役会長 暮松の著書『小さな会社は「人を大切にする経営」で成功する』を読み、北林さまが感じられたのは

コミュニケーションの重要性
物やお金ではないもの
幸せを追求する覚悟を決める

この3つでした。

そして経営理念も変更。
『私たちはお菓子を通し、スタッフ、お客様、やまおに関わる全ての人の幸せを追求します』
「スタッフ」をしっかりと入れ込んだのが大きな変更点だそうです。



北林さまは社長になられてすぐは、スタッフとの距離感をどうすればいいのかがわからず、少し距離をとっていたそうです。しかし、現状を良くするためにはコミュニケーションをとることが大切だと気づいてからは、毎日1部署だけでも、自分から声をかけて話をする時間を作られました。

北林さまはスタッフみんなに『伝えること』を実践されました。

「みんなはお客様を第一に考えてください。僕は(会社は)みんなのことを第一に考えます。」

トップとしての姿勢、思考、覚悟を伝えたそうです。
ありがとうと感謝の気持ちを伝えたり、今まで流れでやっていた朝礼の時間に自分の想いを伝えたりと、言葉にしてしっかりと伝える機会を増やされました。



想いやビジョンを伝える時間をしっかり作り、それを続けることで、スタッフとの距離も近づき、今では悩み事や相談を受けたり、お客様からの急な注文に対してもスタッフ一丸となって取り組める強いチーム作りにつながりました。

ケーキ屋さんはクリスマスが大繁忙期。以前まではクリスマスケーキを2000台作り、シーズン中はみんな夜中の日付が変わるまで仕事をしていましたが、昨年はスタッフのことを第一に考えケーキを500台減らされました。それにより200万の損失になりましたが、スタッフ全員が以前より早く帰れるようになりました。
また、年末には赤字決算であるにも関わらず、初めての賞与を支給されました。

言葉でも行動でも、スタッフみんなを第一に考えていることを伝え続けたからこそ、その想いが伝わって状況が好転しているのだと思いました。



人本経営への取り組みのほかにも、新しい取り組みである『法人営業』に力を入れたおかげで、以前はお店での販売以外の売り上げが100万ほどだったのが、今年1年で1000万近くになったことなどを詳しくお話しいただきました。
( 『法人営業』を始めるためのツールをご用意しています。詳しくはこちら>>

スタッフを大切にしながら健康的に経営するためには、新しい取り組みやチャレンジが大切だということ、そしてやり続ければ必ず結果がついてくることを教えていただきました。





菓子工房ヤマオ 代表取締役社長 北林 祐介さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

菓子工房ヤマオさまのホームページはこちら>>

次回は11月13日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>
NNA株式会社 佐藤 大将 様(大阪市北区)|【GCC勉強会】
2024/09/27 00:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

さて今回は、9月18日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回は現地でのご参加の方、オンラインでご参加の方、後日配信ご希望の方を合わせて、約150名の方からお申込みいただきました。
皆さま、ありがとうございます!

今回のホストはNNA株式会社 佐藤 大将さまです。

佐藤さまは前職で約3年間、東大阪にある家電メーカーのライソン株式会社で広報担当、動画クリエイターとしてご活躍されていました。
※現在はNNA株式会社で、SNS動画コンサルタントのお仕事をされています。
前職では特にYoutubeに力を入れられていたのですが、その当時、大手家電メーカーさんでもチャンネル登録者数が10万人前後なのに対して、ライソン株式会社でSNS販促担当として企業公式Youtubeの登録者数を40万人へと成長させられました。
ですが、そこに行きつくまでにいろんな苦労、困難があったようです。
今回の勉強会では、前職のライソン株式会社で培った3年間の経験についてお話しいただきました。

約1時間の講演は全て勉強になる内容だったのですが、こちらのブログでは特に印象的だったことをご紹介させていただきます。

個人的にとても印象に残っている言葉があります。
まずは経営者・管理者からSNSについて学ぶべき』という言葉です。
SNSを活用すれば売上に繋がると思われがちですが、実はそうではありません。
「『SNSとはどういうものなのか』というのをまず経営者、管理者の方達が知らないと、広報担当の方が潰れてしまいます」と佐藤さまは何度もおっしゃっていました。
では、SNSはどういった役割を担ってくれるのか?

プライベートで個人的に楽しむSNSと、企業が取り組むSNSは別物です。
SNSは世の中の人たちに認知してもらう、共感してもらう、参加してもらうためのツールになります。
つまり、SNSはお店を知ってもらうことの入口になります。
佐藤さまは企業が取り組むSNSとは、チラシ、看板、ホームページのようなものと例えられていました。

お店を知ってもらう入口ということですが、ではどんな内容を発信すればいいのか?


佐藤さまがSNSで発信する上で、とても大事にされているのは「共感性」です。
よく企業やお店のSNS担当の方がしてしまうのが商品紹介で、商品の値段、サイズ、どこで買えるかなど、いろんな情報を入れてしまいがちですが、実はそういった情報は要らないと佐藤さまは強くおっしゃっていました。

動画の参考事例として、大阪市平野区にあるパティスリーガレット様にご協力いただき、佐藤さまが事前に1本のショート動画を作ってくださいました。
「共感性」が伝わる素敵な動画です。
もしよろしければ、ご視聴してみてください!

※スマホでご覧いただく際、表示までお時間がかかる場合がございます。Wi-Fi環境下でのご視聴をおすすめします。
 


お伝えしたいことはまだまだたくさんありますが、このブログでご紹介させていただくのはここまでです。

佐藤 大将さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

NNA株式会社様のホームページはこちら
佐藤大将さまのインスタグラムはこちら
ライソン株式会社様のYoutubeチャンネルはこちら

次回は10月16日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>
登山家 樋上 大地 様(大阪府松原市)|【GCC勉強会】
2024/08/27 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

さて今回は、8月21日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは 登山家 樋上 大地さま です。
樋上さまは野球を12年、トライアスロンを4年されていて、大学卒業後は中学校及び高等学校の保健体育科の教師を10年勤め、エベレスト登頂を目指し、35歳で退職。エベレスト費用貯金の為、長野県の白馬村で住みながら冬山トレーニングを行い、2024年5月にエベレスト登頂にチャレンジされました。



普段のGCC勉強会では、経営者の方などから「人本経営」についてや、実際の経験や事例などをお話しいただくのですが、今回のテーマは『エベレスト登頂』へのチャレンジで、命がけで登って感じた命の尊さや、仕事を辞めてまでチャレンジした理由など、なかなか聞けないお話です。
樋上さまとの事前打ち合わせに参加したヘッズの担当者が、ヘッズのスタッフはもちろん、今から大人になろうとしているスタッフの子供たちにも聞いてほしい!と強く感じた内容だったので、今回は特別に招待し、中学・高校・大学生の方々も参加してくれました。



実はヘッズでは、スタッフの子供が参加できる「お仕事体験」のイベントを約10年前から夏休みの時期に開催しています。1日限りではありますが、朝礼から参加して、社内で簡単なお仕事や名刺交換、ラッピングや新しい商品のアイデア出しなど様々なことにチャレンジしてもらっています。
樋上さまには、このお仕事体験でも、小学生・中学生に向けてお話しいただきました!



この「お仕事体験」も、始まりは小学生の子を持つスタッフからで、親がどんなところで働いているのかを見て感じて安心してほしい、夏休みの自由研究の宿題のネタになればいいな、ということでスタートしましたが、参加してくれた子供達から好評で、毎年恒例の行事になりました。
今回のGCC勉強会に参加してくれた子供達の中には、第一回の「お仕事体験」に参加してくれた子もいて、成長を感じるとともに、大きくなってもヘッズに来てくれることがとても嬉しく思いました^^



さて、前置きが長くなってしまいましたが本題の『エベレスト登頂』のお話です!
そもそもなぜ樋上さまはエベレスト登頂を目指そうと思ったのか。
樋上さまはお父様をご病気で亡くしてしまいました。それまでは親子関係はあまり良くなく、何年も会っていなかったそうです。お父様が入院されてから久しぶりに会いに行った時に、お父様から「来てくれて、ありがとう」という言葉をもらった時に、今まで親孝行ができていなかったことをとても後悔されたそうです。
この経験から、人生は1回きりであることや、命の尊さや有り難みを感じた上で「生きた証を残したい」と思い、エベレスト登頂チャレンジを決められました。



エベレストは標高8848m、世界一高い山です。気温はマイナス30度から50度になることも。現地のガイドさんなども含むチームで登頂するため、エベレスト登頂にかかる費用はなんと700万円だそうです。
もちろんただの山道ではなく、氷の壁をロープや特殊な靴を履いて登ったりするんですが、標高が高く酸素も薄いため息を吸うのも苦しいような過酷な場所です。



登頂に向けて資金と身体の準備として、車や家を手放して3食付きのリゾートバイトでお金を貯めながらトレーニングをしたり、クラウドファンディングで応援者を募られました。
低酸素トレーニングや冬山登山、トレイルランなどあらゆるトレーニングをし、エベレストの登山スタート地点であるベースキャンプに着いてからも、氷の壁を登り降りする練習など、準備を入念にされて登頂に挑みました。



エベレストの登山はやはりとても険しく、近くで雪崩はしょっちゅうで、一度足を滑らせたら命はないような場所がいくつもあり、まさに命懸けの道のりです。



樋上さまは極限の状態でも歩みを進めていましたが、タイムアウトとなってしまい、標高8000mのところで下山せざるを得なくなってしまいました。
頂上まであと848m、本当に悔しかったと思います。樋上さまは絶対に登りたいという気持ちに加え、たくさんの応援してくれている方のために登頂したいという気持ちもとても強く、なんとか挑戦を続けることができないかと2時間にわたり交渉されたそうですが、それでも断念しないといけませんでした。




本当に悔しかった下山でしたが、登頂チャレンジを終えて、無事帰国できた今では、「あの場面で無理をして登っていたら命はなかった」と思われたそうです。
命をかけるようなギリギリのラインでは、沢山の努力と準備を万全にしていても引き下がらないといけない一線があり、その判断力が生死を分けるんだということを知りました。




「登山と人生」

・上がるときもあれば、下がるときもある
・目の前だけでなく、先の事も考える
・準備が全て
・目標が高ければ高い程、達成感がある
・全て自己責任。


樋上さまが最後にまとめてくれた言葉です。命を懸けたチャレンジをした方からの言葉は、とても重みがありました。
また、エベレストに登頂することはできなかったけれど、生きて帰ってこられたから、また挑戦することができる!というお話が私はとても印象に残っています。
起こってしまった出来事に無駄なことは無くて、ポジティブに次に繋げればいい。そして次に繋げられるのは「生きている」からこそだなと、命の有り難みを感じました。



樋上 大地さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

樋上 大地さまのインスタグラムはこちら>>

次回は9月18日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>
株式会社ATホールディングス様(群馬県前橋市)|【GCC勉強会】
2024/07/16 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

さて今回は、7月10日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

GCCは毎月開催しているのですが、今回もたくさんの方にお越しいただきました!ありがたいことにほぼ毎回参加してくださる方も多く、GCCで何度も顔を合わせることでどんどん仲良くなっている皆様を見て、とても嬉しい気持ちになります。
そして、もっといろんな参加者の皆様ともお近づきになるきっかけを作れたらなと、今回初めて座席を決めるクジをご用意させていただきました!
クジで決まった同じテーブルの皆さん方は、すぐに打ち解けていました^^
ちょっとした話題のきっかけになればと、おにぎりの具のクジをご用意しました♪



今回のホストは 株式会社ATホールディングス 堀切 勇真さま です。
ATホールディングスさまは、群馬、神奈川、茨城、山形に各事業会社を置き、東日本全域で総合廃棄物処理事業を手掛けるグループ会社です。
堀切さまはお父様が40年前に創業された株式会社アドバンティク・レヒュースを事業承継し、その後ご縁を大切にしたM&Aを4件実行、グループ経営に舵を切りました。
先代の時代から人本経営を大切にされていて、今では人本経営のお手本となる素晴らしい会社に育て上げられました。
そんな堀切さまから 『心』の経営 -人を大切にする経営とリーダーシップ- をテーマにお話しいただきました。



会社は何のために存在するのか?
それは社員とそのご家族の幸せのため。

「人を大切にする経営」
1.社員とその家族
2.取引先社員とその家族
3.現在顧客と未来顧客
4.地域社会(特に高齢者や障がい者)
5.出資者、株主(資本家)

1番大切なのは社員とその家族である。そして社員を幸せにするために、堀切さまは考えて考えて、考え抜いて、本気で行動されているのがひしひしと伝わってきました。



ATホールディングスさまには社是や経営理念の他に、グループのビジョン、10徳(目指すべき社員像)、心の経営7箇条、社員への約束があり、会社の目的や使命、大切にしていることなどを文章化し、詳細に掲げられています。

そして堀切さまは「言行一致」を常に意識し、目標やこれからやっていくことを必ず社員の皆さんへ発表するそうです。
言えばやらざるを得なくなり、そこに向かっていくから叶えられる。言葉が先行してもよくて、言った言葉を追いかけてやっている。
有言実行の行動力は、まずは言葉にすることで生まれるのだなと、その説得力のあるお話を聞いて納得しました。



ATホールディングスさまでは社長やリーダーから社員への約束がたくさんあります。
これは、偉くなったら仕事は下に任せてラクをしてしまう、というようなことにならないように。社長やリーダーこそ、社員がもっと働きやすいように、成長できるようにと考えて社員のために動けるようにという想いが込められているそうです。



「人財が集まる会社とは?」
この問いに対する、現在の堀切さまの考えもお話しいただきました。

「在り方」に共感でき
「信頼できるリーダー」のもと
「心地よい人間関係」の中で
「自分らしくいること/自分の価値観」が認められ
「人としての喜び/やり甲斐/達成感」を感じることができる


今回の講演は、このことを掘り下げて事例を交えながら一つひとつ丁寧にお話しいただき、人本経営を突き詰めていくことで生まれる幸福総和、とてもあたたかいありがとうと幸せの輪の広げ方を学ばせていただきました。

何より私がすごいな!と思ったのは堀切さまの社員の皆さんに対する真摯な姿勢です。
社員が増えても一人ひとりと向き合うことを考え、全社員からの提出物にも必ずフィードバックしたり、声掛けを自ら行うなど、明確にしている「理想のかっこいいリーダー像」を体現されていました。圧巻でした!



株式会社ATホールディングス 堀切 勇真さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

株式会社ATホールディングスさまのホームページはこちら>>

次回は8月21日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>

 
情報工房株式会社様(大阪市淀川区)|【GCC勉強会】
2024/06/21 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

6月16日は父の日でしたね。皆さまはお父さんに何かされましたか?
僕は初めてお父さんに手紙を書いてみました。実家を離れて9年になるのですが、これまでの感謝を込めて書きました。恥ずかしくて面と向かって伝えられないですが、手紙を通して伝えられてホッとしています。そして改めて手紙の有能さを感じました。
LINEやメールより想いが伝わる。恥ずかしさ・照れを気にせず伝えられる。
今さらですが、手紙って便利ですね。


さて今回は、6月12日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回もたくさんの経営者やスタッフの皆様にご参加いただきました。
ご来場いただきました皆さま、またZOOMでご参加いただきました皆さま、お忙しい中ありがとうございます!
※ZOOM配信もしておりますので、皆さまお気軽にご参加ください!


今回のホストは『情報工房株式会社』の宮脇一さまです。

情報工房様は、顧客との関係性を大切にする会社様のコンタクトセンターを運営されています。聞き馴染みのある言葉で言えば、『コールセンター』の役割を担われています。

コールセンターのお話も気になるところですが、今回は主に『人材育成』についてお話しいただきました。

宮脇様は人材育成において『教育』と『対話』が大切と考えられています。
そもそも人材育成に力を入れるきっかけとなった出来事があります。
2001年に起業されて、順調な滑り出しだったのですが、翌年のある日に、従業員の半分が辞めるという出来事があったようです。業績自体は好調であるにも関わらず、人が辞めてしまうという事態に見舞われました。
この時に人と人とのコミュニケーション、教育が不足していると感じられ、『教育(トレーニング)』と『対話(コーチング)』に力を入れていくようになったそうです。

そこで、『5%ルール』というのを作られたそうです。
5%ルールというのは、就業時間の5%、売上の5%は教育と対話に使うというものです。
さまざまな仕組みを作られて、スタッフ同士の対話、コミュニケーションが増えることで徐々に効果が出てきて、『悪魔のスパイラル』から『天使のスパイラル』に変わっていったそうです!

また、今回の宮脇様のお話の中で印象に残っている言葉があります。
ライバルは去年の自分』ということです。

「人は生まれも育ちも違うし、同じことを学んだとしても吸収される方は全然違うから、皆んなと差が出てきても仕方がないことです。去年できなかったことができるようになったか、以前の自分より成長できているかが大切です」(宮脇様)
人を評価するにあたって比べることは大事ですが、比べる対象を間違ってはいけないと改めて感じました。


まだまだお話ししたいことはたくさんありますが、今回はここまでです。
情報工房様のご講演の様子は録画させていただいております。
ご希望の方には動画をお送りさせていただきますので、お気軽にご連絡ください。

情報工房株式会社の宮脇様、貴重なお話をありがとうございました!
情報工房株式会社様のホームページはこちら>>

次回のGCC勉強会は7月10日(水)に開催いたします。詳細はこちら>>

最後までご覧いただき、ありがとうございました!
合同会社TurfNet様(兵庫県西宮市)|【GCC勉強会】
2024/05/22 00:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の常藤です!

突然ですが、みなさま、紅茶はお好きですか??
私は午後の紅茶がお気に入りで、毎月ケース買いするほど大好きなのですが、先日、友達とショッピングに出かけたときに初めてティーカップとソーサーをセットで買っちゃいました(^▽^)/
上品な小花柄がと~っても可愛いと思いませんか!?
今回は夏摘みのダージリンを選んで茶葉から紅茶を淹れて、そのまま友達と一緒にお家でティータイムを楽しみました♪
これからのQOLも上がる、とても幸せなお買い物でした!


さて、今回ご紹介するのは5月15日(水)に開催されました、ヘッズが主催する、GCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてです。

今回ご登壇いただいたプレゼンターは『合同会社TurfNet』の丹波 幸一様です。
テーマは『審判目線で見るプロ野球におけるリーダーシップの変化とコーチング』です。

丹波様はおよそ30年間、プロ野球の審判員として活躍されていた方です。2013年のWBC(ワールド・ベースボール・クラシック)や2020年のオリンピックにも審判員として出場されています。スタジアムの何万人もの前で、審議の結果を伝える、、というとてつもないプレッシャーや緊張感と戦う世界でどのようにメンタルを保てばよいのかを、大好きなゴルフやその他スポーツに関するいろいろなメンタル本を読み研究されたそうです。
その後、そこから得た知識が何かの力になれるんじゃないか…?と考え、プロゴルファーや他アスリートの指導を行いツアー優勝に導くなど、数々のメンタルアドバイスの経歴を踏まえ、今は経営者のコーチングプログラムを提供されています。


今回お伝えさせていただきたいのは、講演の前半でお話しされた、プロ野球の監督を例にとった『ボス』から『リーダー』への指導者の変化について。


従来は、自分を軸に考える熱いボス型。結果を残した人こそ指導力を持っている、と成果や業績を重視します。権威のある監督が一方的に意思決定を下し、それをもとにチームの選手が動きます。いわゆる『トップダウン』の考え方です。

それとは逆にこれからは、相手を軸に考えるリーダー型。 選手の意見や能力を尊重し、サポートやコミュニケーションに力を入れます。こちらは『プレーヤーズ・ファースト』の考え方です。これには、相手について知るということが必要不可欠だそうです。

実際に丹波様は、人を統計学で分析するようにされてから、相手を知った上での言葉選びを意識されるようになりました。その効果もあってのことか、当時恐れられていた怖い監督とも「アンパイア(審判という意味)」から親しみを込めて「たんちゃん」と呼んでもらえるくらいの関係性を築くことが出来たそうです。
相手への一言が違うだけで、人間関係が大きく変わるとおっしゃっていました。


「これからのリーダシップは『教育の
に重きを置く』ということ。人を変えようと自分が何かをしたとしても、人を変えることはできません。でも、自分自身は変わることができます。一番大切なのは、部下が自ら変わろうと思えるような育つ環境を作ること!
こうすれば~こうなる、というプロセスを分かりやすく示したり、本気で応援したりなどの周りの環境が、部下の共感力を得てチーム力UPに繋がります。」(丹波様)

最後にもう一度、『ボス』と『リーダー』の違いをまとめてくださいました。

ボスは仕事を苦しみに変え、リーダーは志事をゲームに変える。
今回の講演の中で、個人的に一番印象に残った言葉です。
講演の後半では、時間の流れは未来(目的)から現在に向かって流れてきているという未来軸視点で考える感情『自己効力感』についてお話してくださったのですが、そういった目的に向かって動く心として、あえて仕事の“仕”を“志”と表現されています。
私たちスイーツ課も「ケーキ屋さんの夢を叶える“志”事人」を目標に掲げて、毎日の仕事に取り組んでいるので、同じ考え方ができていたんだ!と嬉しくなりました。

ただ、決してボス型が絶対にダメだということではなく、愛情を持ってフォローできる熱いボス型は残って欲しいと丹波様もおっしゃっていました。


合同会社TurfNet 丹波 幸一様
この度は貴重なお話をありがとうございました!

合同会社TurfNet様のホームページはこちら

今回のGCC勉強会について、もう一つブログがあります!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川が書いたブログはこちら
LSの勉強会レポート:合同会社TurfNet様(兵庫県西宮市)|【GCC勉強会】
2024/05/20 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

大阪は最近すっかり暑くなってきまして、暑がりの私は半袖で元気に出社しております!
ヘッズは女性が多い会社なので、寒いのが苦手だったり、体を気遣って冷やさないように長袖を着ているスタッフがまだ多い中、私は暑がりのおじさんたちと同じタイミングで半袖になりました^^

さて今回は、5月15日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは 合同会社TurfNet 丹波 幸一さま です。
丹波様は2022年シーズンまでの30年間、プロ野球審判員として通算2153試合を裁きながら、プロゴルファーや力士をメンタルアドバイスで支えてこられました。その実体験をもとに、最高のパフォーマンスを発揮するためのメンタルの重要性に着目しながら、エグゼクティブコーチとして活動し、多くのアスリート、経営者のメンタル支援サポートを提供しておられます。



丹波様はあの新庄選手のホームスチールの時の球審を務められていたそうで、講演の前半では長嶋監督、王監督、野村監督は権威と指示による統制が軸のボス型、栗山監督は選手の意見や能力を尊重するプレーヤーズ・ファースト型など、実際に現場で関わってきた丹波様だからこそわかる情報を盛り込まれながら、多くの人が知る野球界のビッグネームがたくさん出てくる「昔と今のリーダーの違い」のお話はとても面白かったです!
野球界も一般職も、求められるリーダー像などは時代とともに変わるし、考え方は同じなんだなと思いました。



そして私が今回しっかりお伝えしたいなと思ったのは、講演の後半にあたる「自己効力感」についてです。

みなさんは、時間の流れはどのように流れているイメージがありますか?
私は、過去から現在、そして未来に流れているイメージだったんですが、そうではなく、時間の流れはまず未来(目的)から現在に向かって流れているとイメージすることがポイントだそうです。
ゴールを設定することが大切で、そのゴールとは「目的」、つまりどうなりたいのか、ということになります。



自己肯定感」とは、自分を受け入れ、尊重し、ポジティブに捉える感情です。
私は、自己肯定感がある状態は良い状態だと思っていました。
しかし、丹波様のお話を聞いて初めて知ったのですが、自己肯定感のさらに上である「自己効力感」という状態があると教えていただきました。

自己肯定感のある状態は決して悪い状態ではありません。ただ、自己肯定感で満ちている状態というのは、実績を出したり、現状に満足している局面なので、少し厳しい言い方をすると「成長が止まっている」つまり、現状維持の状態です。




自己効力感」とは、未来の自分に対する自信を持ち、困難な課題にも前向きに向かう感情です。
自分をこのステージに持っていくことで、未来の目的である、もっといける!本当のありたい姿、理想のGOALに向かうことができます。ここまでやると、革命、奇跡が起きると。
革命、奇跡と聞くと、生半可な気持ちではできませんよね。
「自己肯定感」は成功をしたから今のままでいい、という状態。「自己効力感」は成功し続けるためにもっといける!と鼓舞して未来を見ている状態です。
自己肯定感よりももっと上の、「自己効力感」の大切さがわかりました!
今日のお話を聞けて、私自身、今のままで満足してしまっているようではだめだなと、気づかせていただきました。



ちなみに丹波様は絵を描くこともお好きらしく、講演の最後に弊社代表の暮松に絵をプレゼントしてくださいました!
バンクシーならぬ、タンバシー!もらうと運気爆上げとの噂があるようです^^




合同会社TurfNet 丹波 幸一さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

合同会社TurfNet様のホームページはこちら>>

今回のGCC勉強会について、もう一つブログ記事があります!
スイーツ事業部、企画営業の常藤が書いたブログはこちら>>

次回は6月12日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

LS通信のバックナンバーはこちら>>
株式会社エムユープリント様(大阪府大東市)|【GCC勉強会】
2024/04/26 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

この春から入社5年目に突入です!コロナの影響もあり、一時はお客様訪問ができずに
なかなか思うような仕事をできない時期もありましたが、今では有難いことに、毎週全国のお店様へお伺いさせていただいています。今までにお伺いさせていただいたお店様を振り返ってみると、合計550件、約800回ほどお伺いさせていただいていました。お伺いさせていただきました皆さま、ありがとうございました!そしてこれからもいろんな情報を集め、皆さまのお役に立てるように全国を走り回ります!


さて、今回ご紹介するのは4月17日(水)に開催されました、ヘッズが主催する、GCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてです。

今回はヘッズスタッフを含め、合計50名以上の方が会場でご参加いただきました。
ご来場いただきました皆さま、またZOOMでご参加いただいた皆さま、お忙しい中ありがとうございます!

今回ご登壇いただいたプレゼンターは『株式会社エムユープリント』取締役会長の上田様です。テーマは『10年間取り組んできた人本経営について』です。

株式会社エムユープリント様は2003年に創業された、シール・ラベル専門の印刷会社です。今回ご登壇いただいた上田様は愛媛ご出身で、靴販売会社⇒シール原紙製造会社⇒シール印刷会社と3社での勤務をご経験されてから、今のエムユープリント様を創業されました。

上田様が人本経営に出会われたきっかけは、スタッフさんとの会話だったそうです。ある日、スタッフさんから「飲みにいきましょう」と誘われ、食事をすることになったそうです。そのスタッフさんから出てくる社内での出来事は、上田様の全く知らないことばかりで、「自分は社員ことを全く見れていなかった…。裸の王様だ。」と思い、自然と涙がこぼれ出たそうです。そんな時に「日本でいちばん大切にしたい会社」という本に出会われました。

それから人を大切にする経営軸にシフトされ、いろんなことに取り組まれました。

こちらに書いてあること以外にも
・社内委員会の立ち上げ
・新人研修
・100年カレンダーの制作
などなど…

今回はその中でも効果が大きかった『オフサイトミーティング』についてご紹介したいと思います。

皆さまはオフサイトミーティングをご存じでしょうか?
相手の話をしっかり聞く(発言中に遮らない)、相手の発言に対して否定しないといったルールのもと自由なテーマで話し合うことです。

オフサイトミーティングを始めた当初は、「一人20分は話そう!」としていました。その頃はスタッフさんからも「20分も話せるかな…」と不安な声も。ですが、今となっては「20分じゃ足りないです!」「時間が経つのがあっという間!」と声が上がるほどになりました。

テーマを自由にするというのも大事で、いろんなテーマで話すからこそ、その人のいろんな面が見えてくるそうです。オフサイトミーティングをすることで、聞く力・話す力が身に付いてきましたし、自然とチームワークも高まってきたと上田様も実感されているそうです。

オフサイトミーティング以外にもいろんな取り組みを継続して来られたからこそ、実感できることもたくさんあったようです。

最後に上田様が強くおっしゃられていたことがあります。
継続は力なり。当たり前のことを当たり前のように愚直にやり続けることが大切!」(上田様)

いろんな新しいことにトライされて、それを継続し続けて来られたからこそ、今のエムユープリント様があるように感じました。

上田様、この度は貴重なお話をありがとうございました!

最後に株式会社エムユープリントの皆さまと小林先生でお写真を撮りました。

株式会社エムユープリント様のホームページはこちら

今回のGCC勉強会について、もう一つブログがあります!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川が書いたブログはこちら

最後までご覧いただき、ありがとうございました!


 
LSの勉強会レポート:株式会社エムユープリント様(大阪府大東市)|【GCC勉強会】
2024/04/23 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

みなさんは今年の桜はゆっくり見れましたか?大阪の桜の見頃は4月上旬だったんですが、満開の時期に予定を合わすことができず、我が家のお花見は桜吹雪と新緑のコラボレーションとなりました。
なかなかこの時期を狙ってお花見に行くことはないと思うんですが、写真を撮ると桜のピンク色と新緑の明るい黄緑色がキレイで、大満足!
桜の楽しみ方は満開だけではないんだなぁと気づくことができました^^




さて今回は、4月17日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは 株式会社エムユープリント 取締役会長 上田 直さま です。
エムユープリント様は2003年に創業されたシール・ラベル印刷の会社で、創業から右肩上がりで業績を伸ばしておられ、現在は25名で「エムユープリントらしさ」を軸に活動されています。
上田様は2014年に行われた第5回目のGCC勉強会に初参加。その後、ほぼ皆勤賞のペースでGCCに参加されたり、人本経営にまつわる本を読み漁り「人を大切にする会社づくり」について学ばれたそうです。
ちなみに、2014年の第5回GCCは参加者が7名ほどだったそうですが、今回は会場参加者が50名以上!人本経営、人を大切にする会社づくりを学びたいと考える方が増えているんですね。

そんな上田様の今回の講演テーマは「10年間取り組んできた人本経営について」です。



まず、なぜ人本経営をしようと思ったか。

ある日、スタッフさんから飲みに行きましょうとお誘いがあり、上田様は「やめたいのかな」と思ったそうですが、実際のお話は「社長、現場は今こんな状況になっています。知っていますか?」という内容でした。何も知らない現場の話がたくさんあり、社長として社員のことを見れていないと痛感し、当時は涙をこぼしながら平謝りするしかできなかったそうです。

それからは社員が幸せになるにはどうしたらいいのか、自問自答の日々の中、人本経営の本やGCCなどで学ばれ、実践に移されました。

社内の風土や環境を良くするために、取り組んだのがこちら。



そして時間をかけじっくり考えながら社是と経営理念をつくられました。

社是:常に考えて行動する
経営理念:社員の人間的成長と幸福を追求し、社会に必要とされる会社になる

さらに同じくらい大切な「エムユープリントらしさ」がこちら。



社員や人を大切にする気持ちや愛情に溢れた、素敵な「エムユープリントらしさ」です。

そして、今回のお話の中で私が一番すごいなと思ったのは、この社是や、目指す社風を浸透させるために、上田様やスタッフの方たちが自ら勉強会の内容などを考え、その勉強会が継続されていて、実際にいい方向にどんどん向かわれていることです!
まさに社是の「常に考えて行動する」を実践されているなぁと思いました。

勉強会は毎月1回、業務の質アップを狙う仕事についてや、お手本となる人本経営の会社の動画視聴、突き抜けるチームワークを作るためのコミュニケーション、みんなのいいところ探しなど内容は様々!
この勉強会内容も、上田様やスタッフの方が考えているそうです。



人本経営を10年取り組んできた今では


会議で意見が出るようになった
・「時短」に対する意識が高くなった
来社される人が多くなった
・「いい会社」「明るい会社」と言われることが多くなった
夢を語るようになった

と、実感されています。

また、取り組みを続けて今思うのは「相互の信頼関係が大切」というお話がありました。
「信じられるかどうかではなく、信じると決めてしまう」こと。
「伝える方法」より「伝わる関係性を築く」こと。
人を育てるのではなく、人が育つ環境をつくること。
この相互の信頼関係づくりに、勉強会内で行なっている「オフサイトミーティング」という自分語り(自己紹介)が効果的で、その人のことを知れたり、自分を知ってもらえるだけでは留まらず、聞く力、話す力も増し、相互理解による相互信頼につながっています。

この10年、あきらめることなく、ゆっくりでもじっくりでも、当たり前のことを当たり前に愚直にやり続ける「継続は力なり」の成果を出されている上田様のお話には引き込まれてしまいました!



株式会社エムユープリント 取締役会長 上田 直さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

株式会社エムユープリント様のホームページはこちら>>

今回のGCC勉強会について、もう一つブログ記事があります!
スイーツ事業部、企画営業の森谷が書いたブログはこちら>>

次回は5月15日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

LS通信のバックナンバーはこちら>>
株式会社 天彦産業様(大阪市住之江区)|【GCC勉強会】
2024/03/22 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

さて、今回ご紹介するのは3月13日(水)に開催されましたヘッズが主催する、GCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてです。

ホワイトデー前日ということでしたが、とてもたくさんの方にご来場いただきました!
ご参加いただきました皆さま、ありがとうございました!

今回ご登壇いただいたプレゼンターは『株式会社 天彦産業』の樋口様です。

天彦産業様は1875年に滋賀県で創業されて、今年で149年目を迎えられています。今回お越しいただきました樋口様は、2006年から2021年まで代表取締役に就任されていました。このGCC勉強会では、149年続く天彦産業様の経営軸について学ばせていただきました。その中でも特に印象的だった言葉、取り組みをご紹介させていただきます。

①幸せになる4つのこと
愛されること』『褒められること』『役に立っていると実感できること』『必要されていると実感できること
この4つが大事だと樋口様はおっしゃられており、天彦産業様ではその中でも特に『役に立っていると実感できること』『必要されていると実感できること』を大切にされていたそうです。

また、天彦産業様では家族の支援が大切!と考えられており、本人宛てと家族宛てに手紙を書かれているそうです。ここで大事になるのが、『役に立っていると実感できること』『必要されていると実感できること』をいかに伝えるかということです。社員の様子を見ていないと書けないことなので、社員一人ひとりとコミュニケーションを取られているそうです。

このような取り組み以外にもいろんな福利厚生で、社員とそのご家族のことを大切にされています。そのようなことを続けられてきたからこそ、社員のご家族からもお手紙をいただく機会が多いそうです。

②経営者の仕事
樋口様は『経営者の仕事は社員のモチベーションを上げること』と考えられています。このお考えは経営の師匠である、東海バネ工業の渡辺様からの教えだそうです。

天彦産業様では有給取得率が78%ととても高いです。すごくおもしろいデータがあるのですが、お休みをされている方が多いにも関わらず、会社の売上は右肩上がりだそうです。実は有給取得率を上げられた背景には、社員が運動会や参観日などお子様のイベントに参加できないということがあったからだそうです。休みたい時に休むことができる風土を整えられているからこそ、社員の皆様もリフレッシュした状態で仕事に取り組まれているのだと思います。また、「明日は子どもの行事があるから休みたい、仕事を終わらせないと…」と仕事の効率化にも繋がっているそうです。


まだまだお話ししたいことはたくさんありますが、今回ご紹介するのはここまでです。
ご講演の様子をご覧になられたい方がいらっしゃいましたら、後日配信動画もございますので、お気軽にご連絡ください!

株式会社 天彦産業の樋口様、このような素敵なお話をありがとうございました!

株式会社 天彦産業様のホームページはこちら

今回のGCC勉強会について、もう一つブログがあります!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川が書いたブログはこちら


次回は4月17日(水)にGCC勉強会を開催いたします。
もしご興味のある方やご質問などございましたら、ヘッズまでお問い合わせください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 
LSの勉強会レポート:株式会社天彦産業様(大阪府大阪市)|【GCC勉強会】
2024/03/22 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

さて今回は、3月13日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは 株式会社天彦産業 取締役会長 樋口友夫さま です。
天彦産業様はなんと創業149年!特殊鋼、ステンレス、シリコロイの素材販売、加工販売をされている会社で、樋口様は5代目。
とにかく「いい会社」と有名で、テレビなどメディアにも多数取材されています。
会場は満員での公演スタートとなりました。



「社員第一主義経営」を長年実践されてきた樋口さまのお話は、「す、すごい!」と驚き、憧れる・実践したくなる内容がたくさんありました。

・有給取得率を上げたら業績も上がる
・社員とその家族を大切にしたら業績が上がる
・会社の発展は社員の幸せから
・社員(人)にお金を使うことを大切にする
・社長の仕事は社員のモチベーションを上げること

↑ざっとまとめただけでも、社員の幸せを第一に考えてくれていることがひしひしと伝わってきます!まさに「社員第一主義経営」です。
この中から私がとくにグッときたお話をご紹介します。



・社員とその家族を大切にしたら業績が上がる

「てんひこの経営理念」より抜粋させていただきます。

 
社員第一主義
社員のモチベーションUPを最優先
(社員は顧客第一主義)


3H(Happiness:幸福)を高める
1、自らの幸福
2、家族の幸福
3、会社の幸福

上記の達成が
真の顧客幸福につながる
 
この経営理念をブレることなく続けることで、業績を上げてこられました。

とにかく社員第一主義、社員の幸せを追求されていますが、なぜそれが業績アップにつながるのか。
その答えも講演の中で教えていただきました。

1、自らの幸福=自分の目標があり、それを達成すること
2、家族の幸福=家族の応援がないと、自分の目標を達成することはできない!
3、会社の幸福=1・2ができれば3にもつながる

目標があり、それを達成しようとするモチベーションになるには家族の応援が必要。
このお話を聞いた時、私は心の中で「ほんまそれ!!!」と叫びながら共感しました。



私は産休を取らせていただき、去年の4月から復帰させていただいたんですが、9時から18時のフルタイム勤務で戻って参りました。
この働き方ができるのは、会社のおかげというのももちろんですが、まず第一に私の家族の協力が必須です。
夫・じいちゃん・ばあちゃんの育児協力により、私は日々全身全霊で楽しく仕事ができるので、家族にとても感謝しています!
この「家族に感謝」の考えになるのは、その環境下にある私(本人)だけかと思っていたんですが、会社や社長、上司も同じように自分の家族のことも大切にしてくれるとすごく嬉しいですし、社員がめいっぱい働けるのはその家族の応援があってこそ、とちゃんとわかってくれている会社って、本当に「いい会社」だなと思います。
いちスタッフとしては、会社への感謝もさらに増し、より頑張ろうと思います。
自分にも、そして自分の家族にも愛情を注いでくれる会社には、恩返しがしたい!という気持ちも自然と湧いてきます。
これが業績アップにつながるんだなと、自分の環境のこともあり共感、なによりそういうことを信じて実践されている樋口さまのお話を聞けてとても嬉しかったです。

今回は自分のことも語って長くなってしまいましたが、どのお話も本当にすばらしく、ここで働いてみたい!と思う人が続出するの、わかるぅー!という内容ばかりでした。



株式会社天彦産業 取締役会長 樋口友夫さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

株式会社天彦産業様のホームページはこちら>>

今回のGCC勉強会について、もう一つブログ記事があります!
スイーツ事業部、企画営業の森谷が書いたブログは
こちら>>

次回は4月17日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

LS通信のバックナンバーは
こちら>>
株式会社リクルート様(東京都千代田区)|【GCC勉強会】
2024/02/26 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

本題に入る前に、ご紹介したい企業様がいらっしゃいます。
田中務補商店(たなかかねすけしょうてん)様という靴バネとドリームキャンドルというパーティーグッズの製造・販売をされている企業様です。田中務補商店様の田中様ご夫婦とはGCC勉強会でお会いしてから懇意にさせていただいております。特に奥さまは田中務補商店様のブログを担当されているという、なんとなく自分との共通点もあり、お会いする時にブログのお話をよくさせていただいています。ブログを書き続けることの難しさや読んでいただけることの喜びは共感できるところがとても多いです。それに、田中様のブログが更新される度に「僕も頑張らないと…!」と、良い刺激をいただいております。
業界は全く違いますが、こうしたご縁をいただけたと感謝の気持ちでいっぱいです!
また違う業界ならではの視点や状況を知ることはとても勉強になると日々感じております。
もしよろしければ、皆さまぜひ田中務補商店様のブログをご覧ください!
田中務補商店様のブログはこちら


さて、今回ご紹介するのは2月14日(水)に開催されましたヘッズが主催する、GCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。

バレンタインデー当日ということもあり、お越しいただくのが難しかった方も多かったと思います。ですが、今回の内容はお客様対応に困られている方は特にご覧いただきたい内容となっております。ぜひ最後までご覧ください!

今回ご登壇いただいたプレゼンターは『株式会社リクルート』の山田様です。

山田様は『CS・ESアドバイザー』というお役職で、主には山田様がお客様対応をされていく中での経験や知識を後輩の皆様へ伝えていかれる、というお仕事をされています。
実はこの『CS・ESアドバイザー』というのは約2万名のスタッフ様の中で山田様ただお一人だそうで、株式会社リクルート様のCS・ESの核を担われているお方なのです。
※CS・ESとは『顧客満足』と『従業員満足』を意味しており、分かりやすい事例で言いますとお客様相談室やコールセンターなどのことを示します。

今回のGCC勉強会では、会場にお越しいただいた皆様でワークをするという場面もあり、会場ではどのグループも賑わいを見せていました。



上の写真にもあるように、今回は山田様に『お客様からのクレーム対応』についてお話しいただきました。今回のブログでは、そのお話の中でも特に印象的だったことを2つご紹介させていただきます。

まず一つ目は『うまくいくクレーム対応とうまくいかないクレーム対応の差』についてです。

その差はお客様を信じること・疑わないこと、もっと言えば相手の成功を祈ることです。」(山田様)
これを聞いた時に、スッとこの言葉が自分の中に入ってくる感覚がありました。
お客様からのクレームに対して真摯に向かい合っていたはずなのに、終わってみればお客様との関係性が悪くなっている、あるいは本来であれば離客することがなかったはずのお客様が離れていってしまったという経験をされたことがある方は多いのではないでしょうか。
実際に「そんなことあるわけないやん!」と思ってしまうようなクレームでも、まずお客様のことを信じてみると、お客様対応の質や感覚も変わってくるのかと思います。

もう一つは『クレーム対応のゴール』についてです。

自分で決めた信頼関係のポジションを獲得する事』と山田様は考えられているそうです。
皆さまはお客様からのクレーム対応のゴールをどのように考えられていますでしょうか?
僕は山田様のお話を伺うまでは『お客様が困られていることの課題解決』と考えていました。
お客様がおっしゃらている言葉を素直に受け止めることもひとつかもしれませんが、そのお客様対応が終わった時にシーンをイメージすることの大切さをとても感じました。


ご紹介したいことはまだまだたくさんありますが、今回はここまでです。
商売をされていく中で悩みの一つにもなっているかと思いますし、特に普段から接客されている方にとっては大きな悩みの種かと思います。
後日配信の動画もございますので、ご希望の方はぜひお気軽にご連絡ください!

株式会社リクルートの山田様、貴重なお話をありがとうございました!

株式会社リクルート様のホームページはこちら

今回のGCC勉強会について、もう一つブログ記事があります!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川が書いたブログはこちら>>


次回は3月13日(水)にGCC勉強会を開催いたします。
もしご興味のある方やご質問などございましたら、ヘッズまでお問い合わせください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました!

 
LSの勉強会レポート:株式会社リクルート様(東京都千代田区)|【GCC勉強会】
2024/02/16 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

先日のバレンタイン、皆様はチョコレートを渡したり、もらったりされましたか?
ヘッズにはイベントが好きなスタッフが多いので、2月14日はお菓子をくれる人がいっぱい!
デスクの上に幸せがたくさん増えました^^
そしてヘッズのイベント委員主催のバレンタインイベントも開催されました!
イベントの詳細はまた後日、このブログでご紹介したいなと思ってます♪



さて今回は、バレンタインデーの2月14日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>


今回のホストは 株式会社リクルート CS•ESアドバイザー 山田さま です。

GCC勉強会では今までたくさんの方々にご登壇いただいたのですが、「経営者」ではない方のご登壇は山田さまが初めてでした。
(「経営者」ではないというだけで、年間100回を超える公演をされているものすごいお方です!)
山田さまは新卒からずっと株式会社リクルートにお勤めで、クレーム対応を10年、マネジメントを10年、研修講師を10年されています。
そんな山田さまは自身のお仕事を「人の心に火をともす」ことだとおっしゃいました。


突然ですが、

「あなたのお仕事は何ですか?」

社長、営業、デザイナーなどの言葉を使わずに、小学生でもわかる言葉で説明してみてください。
この問いは勉強会の中で出たもので、同じテーブルに座っている方々と自己紹介的に発表するシーンがありました。
これ、難しかったんです!醜態を晒しますが、私は咄嗟に「同じところにみんなで楽しく行けるように引っ張っていけるような人になりたい」というようなことを発表したと思います。長い、まとまってない、わかりにくい^^;

この問いに答えがあるわけではありません。ただ、どのような気持ち、使命を持ってお仕事をしているのか、ということに気付けたり、考えてみるきっかけになる問いだと思いました。

山田さまのお話の中に、いい会社のスタッフは、自分がやりたいこと(本当に好きなこと)をやっているというお話がありました。
営業でも、販売でも、製造でも、本気でやっている・本気で好きなんだなということがお客様に伝われば、選んでもらえる、購入につながっていく。
本気でやるんだと自分で決めて、自分でやれる人が増えていくことが人本経営なのではないか、という解釈をした、というお話をいただきました。

自分で決めるというのは、勝手に企画を起こすとか相談なしに何かを進めるということではなく、たとえば会社に来客があれば挨拶をしましょうというルールがあるとして、それをやらされてる感でおもてなしをするのか、にっこり笑って丁寧にお辞儀をしてお客様をおもてなしするのかを自分で決めて楽しむのか、というニュアンスです。

本気で楽しんでいる人、好きが伝わってくる人って素敵ですよね!
そんな人が多いところには人も集まってくる、というのは納得です。


ここまでご紹介したことは、勉強会の中ではまだ序盤の内容なんです。

・「人本経営の核=先出しの関心」である!
・相手に関心を持つ、これが全て
・クレーム=自分に関心を持ってほしい

などなど、ご紹介したこと以外にも学びになるお話をたくさんいただきました!

自分のお仕事は「人の心に火をともす」ことという芯を持たれている山田さまが素敵でかっこいいなと思ったので、私も自分のお仕事はこれだと言えるように深掘りして考えていきます!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

株式会社リクルート 山田さま
素敵なお時間をありがとうございました!



株式会社リクルート様のホームページはこちら>>

今回のGCC勉強会について、もう一つブログ記事があります!
スイーツ事業部、企画営業の森谷が書いたブログはこちら>>

次回は3月13日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

LS通信のバックナンバーはこちら>>

 
東海バネ工業株式会社様(大阪市西区)|【GCC勉強会】
2024/02/07 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

年末年始に実家に帰省した時のお話です。
高校を卒業してからの8年間を関西で過ごしていますが、実家のある岡山に帰省をした際にこのようなものを見つけました。

縦長の赤ポストです。
高校生の時は普段からこのポストの前を通っても何も感じませんでしたが、関西での生活もあって、このポストの珍しさに驚きました。高校生の時には見向きもしなかった赤ポストですが、今になれば立派な観光地に感じました。
皆さまの生活の日常の中にも、そういった発見があるかもしれませんよ。もしよろしければ、ちょっと辺りを見回してみてください!


さて、今回ご紹介するのは1月24日(水)に開催されましたヘッズが主催する、GCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
2024年最初のGCCでしたが、たくさんの方にお越しいただきました。

※お写真はGCC終了後の懇親会時の様子です。

今回ご登壇いただいたプレゼンターは、『東海バネ工業株式会社』の渡辺様です。

兵庫県の豊岡市という日本海に近い場所に工場を構えられています。
東海バネ様はメディアに出演されていることもあり、バネ業界はもちろんのこと、他の業界でも東海バネ様の名前を知っている方もたくさんいらっしゃいます。今では年間500名もの方が会社見学に来社されるほど、注目されている企業様です。

今回お越しいただきました渡辺様は2018年までの34年間、東海バネ工業株式会社様の代表取締役社長として務められていました。
GCC勉強会では、渡辺様が東海バネ様に入社されてからのことや今の東海バネ様の利益を生み出す仕組みのことなど、とても貴重なお話をしてくださりました。

お話の内容も素敵でしたが、お話しされるご様子もとても印象的でした。

パワーポイントなどの資料を使わずに、言葉のみでたくさんのことを伝えてくださりました。
これは僕の推測なのですが、会場の雰囲気に合わせて、話す内容や順番、トーンなどを変えられていたのかと思います。

さて、今回もGCC勉強会で特に印象的だったことを2つご紹介させていただきます。

まず一つは『スタッフの仕事を正しく評価する』ということです。
企業視察ツアーでフランスのある企業を訪問された際に、とても驚いたことがあったそうです。それは工場(現場)にも関わらず、女性の労働者が3分の1ほどいらっしゃったことです。当時は『現場仕事=男性の仕事』というイメージがあった時代だったので、特に衝撃的だったそうです。渡辺様はその様子に疑問を持ち、「なんでここで働いているの?」と、質問されたそうです。「給料が高いから。」これにさらに驚き、「なんで高いのか?」と続けて質問したところ、「皆この仕事を嫌がるから、給料が高い」とのことでした。このことをヒントに、自分たちの仕事を正しく評価するスタッフの仕事を正しく評価するということの大切さに気付かれたそうです。

例えばですが、お客様から特注デコレーションケーキのご注文をいただいた時に
相場を見ながら値段設定をされる場面もあるかと思います。
ですが、そこに対する時間と労力を正しく評価した上での値付けが大事なのかもしれないです。

もう一つご紹介したいのは『迷ったら難しい方を選ぶ』ということです。
これはGCC勉強会の後にあった懇親会での質疑応答でおっしゃられていた言葉です。質問の内容は「選択・決断をする場面で迷ったときはどのようにされていますか?」というものでした。渡辺様もおっしゃられていましたが、今までとても大変な道のりだったそうです。ですが、難しい方を選び続けて来られたからこそ、今の唯一無二の東海バネ様があるのだと思いました。


まだまだお話ししたいことはたくさんあるのですが、今回はここまでです。
※後日動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたら
ヘッズまでお問い合わせくださいませ。

東海バネ工業株式会社の渡辺様
このような素敵なお話をありがとうございました!

東海バネ工業株式会社のホームページはこちら

次回は2月14日(水)にGCC勉強会を開催いたします。
もしご興味のある方やご質問などございましたら、ヘッズまでお問い合わせください。

最後までご覧いただきありがとうございました!