こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。
本題に入る前に、ご紹介したいブログがあります。
いつもお世話になっている岡田夏季さん(なっきーさん)のブログです。少し前にアップされたブログがあるのですが、読んでいてとてもほっこりするような内容でした。日常の中でこういうことを発見できる方は強いなと感じました。もしよろしければ皆さまもぜひご覧ください!
なっきーさんの記事はこちら

さて今回は、ちょうど1年前にも取材させていただきました、大阪市平野区の『パティスリーガレット』様をご紹介させていただきます。

パティスリーガレット様は2024年3月15日で20周年を迎えられました!
20周年、おめでとうございます!
20周年のお祝いに、ガレット様の缶をデザインされている方から、イラストのプレゼントがあったそうです。とても素敵なイラストですね!

今回ご紹介したい内容は「冷凍自動販売機:ど冷えもん」についてです。
冷凍自動販売機:ど冷えもん、皆さまも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。コロナ禍に非接触型の販売モデルとして注目され、今では全国に約1万台設置されています。
とはいえ、コロナが落ち着きを見せ、「自動販売機じゃなくても良いのでは?」「近くの自販機、この前設置していたのにもう無くなってたよ」など、自動販売機への注目が徐々に薄れてきたように感じています。
ですが、中には「自動販売機の販売モデルは良いなと思っているけれど、実際どうなの?」と引き続きご検討いただいているお店様もいらっしゃいます。
そこで、今回は昨年5月にど冷えもんを設置されたガレット様の、『ど冷えもん設置してからのこの1年で感じたこと』についてお話しさせていただきます。

パティスリーガレット様、ど冷えもん設置のご様子はこちら①、②
森谷
「ど冷えもんを設置されてから1年が経ちましたね。その後の様子はいかがでしょうか?」
パティスリーガレット 久保様
「設置して良かったとしか思わないですよ。補助金を利用し、お店としての負担が少なくできたということもあり、設置して3カ月で元は回収できたかと思います。」
森谷
「3カ月!とても早いですね。どんなお客様が購入されていくのですか?」
パティスリーガレット 久保様
「基本的には営業時間外に購入される方が多いですが、意外にお店が開いている時間帯にも買っていただいています。朝の開店準備中に買ってくれるトラックのおっちゃん、小さいお子さん連れのお母さん、自転車に乗ったままの若いカップル、現場帰りのお兄ちゃん、犬の散歩途中の方。いろんな理由でお菓子屋さんに入りにくい方にも好評です。
また、前の道を通る車やお散歩の方にも、お昼間はもちろん夜間は照明がつくので、なお更よく目立ち、看板代わりにもなり、『前から気になっていたけど、自販機を見て買いに来ました』と言ってお店に来られるお客様もおられます。
また、自動販売機で購入されるお客様の層は店舗よりも幅広く、『自販機で買って美味しかったので、お店にも来てみました』とお声かけいただけるなど、新規顧客の来店動機にも繋がっています。ある意味、自販機はパティスリーガレット2号店だと思っています。」
パティスリーガレット 久保様(奥様)
「自販機を入れた理由は、
・店頭販売できていなかった冷凍商品を取り扱いたかったこと
・働き方改革で週休2日を取り入れたので、お客様にお休みの日でもうちの商品を購入いただけるようにしたかったこと
・人手不足を補うために一販売員さんとして自販機に頑張ってもらいたかったこと
・素敵なラッピングデザインで看板代わりとして広告宣伝効果をねらいたい
全て導入前の目的をこの自販機は実現してくれました。」
森谷
「この自動販売機を設置することで解決したこと、改善されたことがこれだけたくさんあるのですね。奥様がおっしゃられるように、自動販売機限定の商品で、シューアイスやアイスブッセを販売されていますね。今拝見させていただくと、設置当初のメニューからかなり大きく変更されていますね。」


パティスリーガレット 久保様
「設置してからいろいろ試してみているところです。例えば、同じ商品を2パネル分使っていると、「これって何が違うん?」とお客様が困惑されているようでしたので、1商品1パネルにするようにしました。
あとは、12月から『プチギフト』を置いてみました。「500円前後のちょっとしたギフトがあったらいいのでは?」というスタッフから意見があり、クリスマスプチギフトから試してみました。これがお客様からの反応がすごく良いです!」

森谷
「いろいろと試行錯誤されて、商品帯も変えられているんですね。やはり「商品を変えてみないと…」と思われるのは、商品の実績を見て考えらえているのですか?」
パティスリーガレット 久保様
「そうですね。クラウドの登録をしているので、どの商品が何個売れたか、どの時間に売れたかなど実績が出せます。そのデータを分析して、また新しいものを試しています。分析⇒考察⇒実践の繰り返しです。」
↓とても大切なデータ(一年間の販売実績)をいただきました。情報の公開は久保様からご了承いただいております。久保様、ありがとうございます。

森谷
「こうして実績を振り返られるのも、ど冷えもんのメリットですね。この1年を振り返って、「ここは改善できれば良かったな~」と思うことはありますか?」
パティスリーガレット 久保様
「やはり自動販売機での販売を始めた出だしが失敗したなと感じています。最初はある程度売れる数を予想していましたが、その予想を上回るほど利用していただき、しばらく欠品状態が続いてしまいました。最初からしっかりとしたオペレーションが組めていたら、売り逃しもなかったかなと思います。」
森谷
「最初はなかなか予想できないですよね…。
貴重なお話をいただき、とても勉強になりました!ありがとうございました!」
ど冷えもんはコロナの時には『非接触型の販売モデル』というイメージが強かったですが、今は『人件費をかけない2号店』、『お客様へのサービスの一環』と考えられる方も増えてきているように思います。パティスリーガレットの久保様がおっしゃられるように、全く新しいお客様が利用してくださるのも今後の可能性を考えれば、とても面白いツールかもしれませんね。
パティスリーガレット様、ご協力いただきありがとうございました!
パティスリーガレット様の
ホームページはこちら
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スイーツ課、企画営業の森谷です。
本題に入る前に、ご紹介したいブログがあります。
いつもお世話になっている岡田夏季さん(なっきーさん)のブログです。少し前にアップされたブログがあるのですが、読んでいてとてもほっこりするような内容でした。日常の中でこういうことを発見できる方は強いなと感じました。もしよろしければ皆さまもぜひご覧ください!
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さて今回は、ちょうど1年前にも取材させていただきました、大阪市平野区の『パティスリーガレット』様をご紹介させていただきます。

パティスリーガレット様は2024年3月15日で20周年を迎えられました!
20周年、おめでとうございます!
20周年のお祝いに、ガレット様の缶をデザインされている方から、イラストのプレゼントがあったそうです。とても素敵なイラストですね!

今回ご紹介したい内容は「冷凍自動販売機:ど冷えもん」についてです。
冷凍自動販売機:ど冷えもん、皆さまも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか。コロナ禍に非接触型の販売モデルとして注目され、今では全国に約1万台設置されています。
とはいえ、コロナが落ち着きを見せ、「自動販売機じゃなくても良いのでは?」「近くの自販機、この前設置していたのにもう無くなってたよ」など、自動販売機への注目が徐々に薄れてきたように感じています。
ですが、中には「自動販売機の販売モデルは良いなと思っているけれど、実際どうなの?」と引き続きご検討いただいているお店様もいらっしゃいます。
そこで、今回は昨年5月にど冷えもんを設置されたガレット様の、『ど冷えもん設置してからのこの1年で感じたこと』についてお話しさせていただきます。

パティスリーガレット様、ど冷えもん設置のご様子はこちら①、②
森谷
「ど冷えもんを設置されてから1年が経ちましたね。その後の様子はいかがでしょうか?」
パティスリーガレット 久保様
「設置して良かったとしか思わないですよ。補助金を利用し、お店としての負担が少なくできたということもあり、設置して3カ月で元は回収できたかと思います。」
森谷
「3カ月!とても早いですね。どんなお客様が購入されていくのですか?」
パティスリーガレット 久保様
「基本的には営業時間外に購入される方が多いですが、意外にお店が開いている時間帯にも買っていただいています。朝の開店準備中に買ってくれるトラックのおっちゃん、小さいお子さん連れのお母さん、自転車に乗ったままの若いカップル、現場帰りのお兄ちゃん、犬の散歩途中の方。いろんな理由でお菓子屋さんに入りにくい方にも好評です。
また、前の道を通る車やお散歩の方にも、お昼間はもちろん夜間は照明がつくので、なお更よく目立ち、看板代わりにもなり、『前から気になっていたけど、自販機を見て買いに来ました』と言ってお店に来られるお客様もおられます。
また、自動販売機で購入されるお客様の層は店舗よりも幅広く、『自販機で買って美味しかったので、お店にも来てみました』とお声かけいただけるなど、新規顧客の来店動機にも繋がっています。ある意味、自販機はパティスリーガレット2号店だと思っています。」
パティスリーガレット 久保様(奥様)
「自販機を入れた理由は、
・店頭販売できていなかった冷凍商品を取り扱いたかったこと
・働き方改革で週休2日を取り入れたので、お客様にお休みの日でもうちの商品を購入いただけるようにしたかったこと
・人手不足を補うために一販売員さんとして自販機に頑張ってもらいたかったこと
・素敵なラッピングデザインで看板代わりとして広告宣伝効果をねらいたい
全て導入前の目的をこの自販機は実現してくれました。」
森谷
「この自動販売機を設置することで解決したこと、改善されたことがこれだけたくさんあるのですね。奥様がおっしゃられるように、自動販売機限定の商品で、シューアイスやアイスブッセを販売されていますね。今拝見させていただくと、設置当初のメニューからかなり大きく変更されていますね。」


パティスリーガレット 久保様
「設置してからいろいろ試してみているところです。例えば、同じ商品を2パネル分使っていると、「これって何が違うん?」とお客様が困惑されているようでしたので、1商品1パネルにするようにしました。
あとは、12月から『プチギフト』を置いてみました。「500円前後のちょっとしたギフトがあったらいいのでは?」というスタッフから意見があり、クリスマスプチギフトから試してみました。これがお客様からの反応がすごく良いです!」

森谷
「いろいろと試行錯誤されて、商品帯も変えられているんですね。やはり「商品を変えてみないと…」と思われるのは、商品の実績を見て考えらえているのですか?」
パティスリーガレット 久保様
「そうですね。クラウドの登録をしているので、どの商品が何個売れたか、どの時間に売れたかなど実績が出せます。そのデータを分析して、また新しいものを試しています。分析⇒考察⇒実践の繰り返しです。」
↓とても大切なデータ(一年間の販売実績)をいただきました。情報の公開は久保様からご了承いただいております。久保様、ありがとうございます。
森谷
「こうして実績を振り返られるのも、ど冷えもんのメリットですね。この1年を振り返って、「ここは改善できれば良かったな~」と思うことはありますか?」
パティスリーガレット 久保様
「やはり自動販売機での販売を始めた出だしが失敗したなと感じています。最初はある程度売れる数を予想していましたが、その予想を上回るほど利用していただき、しばらく欠品状態が続いてしまいました。最初からしっかりとしたオペレーションが組めていたら、売り逃しもなかったかなと思います。」
森谷
「最初はなかなか予想できないですよね…。
貴重なお話をいただき、とても勉強になりました!ありがとうございました!」
ど冷えもんはコロナの時には『非接触型の販売モデル』というイメージが強かったですが、今は『人件費をかけない2号店』、『お客様へのサービスの一環』と考えられる方も増えてきているように思います。パティスリーガレットの久保様がおっしゃられるように、全く新しいお客様が利用してくださるのも今後の可能性を考えれば、とても面白いツールかもしれませんね。
パティスリーガレット様、ご協力いただきありがとうございました!
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