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登山家 樋上 大地 様(大阪府松原市)|【GCC勉強会】
2024/08/27 00:00
こんにちは!
ライフスタイル事業部、販売企画の瀬川です^^

さて今回は、8月21日(水)に開催されました、ヘッズが主催するGCC勉強会(グッド・カンパニー・クラブ)についてお話しさせていただきます。
GCC勉強会って?詳しくはこちら>>

今回のホストは 登山家 樋上 大地さま です。
樋上さまは野球を12年、トライアスロンを4年されていて、大学卒業後は中学校及び高等学校の保健体育科の教師を10年勤め、エベレスト登頂を目指し、35歳で退職。エベレスト費用貯金の為、長野県の白馬村で住みながら冬山トレーニングを行い、2024年5月にエベレスト登頂にチャレンジされました。



普段のGCC勉強会では、経営者の方などから「人本経営」についてや、実際の経験や事例などをお話しいただくのですが、今回のテーマは『エベレスト登頂』へのチャレンジで、命がけで登って感じた命の尊さや、仕事を辞めてまでチャレンジした理由など、なかなか聞けないお話です。
樋上さまとの事前打ち合わせに参加したヘッズの担当者が、ヘッズのスタッフはもちろん、今から大人になろうとしているスタッフの子供たちにも聞いてほしい!と強く感じた内容だったので、今回は特別に招待し、中学・高校・大学生の方々も参加してくれました。



実はヘッズでは、スタッフの子供が参加できる「お仕事体験」のイベントを約10年前から夏休みの時期に開催しています。1日限りではありますが、朝礼から参加して、社内で簡単なお仕事や名刺交換、ラッピングや新しい商品のアイデア出しなど様々なことにチャレンジしてもらっています。
樋上さまには、このお仕事体験でも、小学生・中学生に向けてお話しいただきました!



この「お仕事体験」も、始まりは小学生の子を持つスタッフからで、親がどんなところで働いているのかを見て感じて安心してほしい、夏休みの自由研究の宿題のネタになればいいな、ということでスタートしましたが、参加してくれた子供達から好評で、毎年恒例の行事になりました。
今回のGCC勉強会に参加してくれた子供達の中には、第一回の「お仕事体験」に参加してくれた子もいて、成長を感じるとともに、大きくなってもヘッズに来てくれることがとても嬉しく思いました^^



さて、前置きが長くなってしまいましたが本題の『エベレスト登頂』のお話です!
そもそもなぜ樋上さまはエベレスト登頂を目指そうと思ったのか。
樋上さまはお父様をご病気で亡くしてしまいました。それまでは親子関係はあまり良くなく、何年も会っていなかったそうです。お父様が入院されてから久しぶりに会いに行った時に、お父様から「来てくれて、ありがとう」という言葉をもらった時に、今まで親孝行ができていなかったことをとても後悔されたそうです。
この経験から、人生は1回きりであることや、命の尊さや有り難みを感じた上で「生きた証を残したい」と思い、エベレスト登頂チャレンジを決められました。



エベレストは標高8848m、世界一高い山です。気温はマイナス30度から50度になることも。現地のガイドさんなども含むチームで登頂するため、エベレスト登頂にかかる費用はなんと700万円だそうです。
もちろんただの山道ではなく、氷の壁をロープや特殊な靴を履いて登ったりするんですが、標高が高く酸素も薄いため息を吸うのも苦しいような過酷な場所です。



登頂に向けて資金と身体の準備として、車や家を手放して3食付きのリゾートバイトでお金を貯めながらトレーニングをしたり、クラウドファンディングで応援者を募られました。
低酸素トレーニングや冬山登山、トレイルランなどあらゆるトレーニングをし、エベレストの登山スタート地点であるベースキャンプに着いてからも、氷の壁を登り降りする練習など、準備を入念にされて登頂に挑みました。



エベレストの登山はやはりとても険しく、近くで雪崩はしょっちゅうで、一度足を滑らせたら命はないような場所がいくつもあり、まさに命懸けの道のりです。



樋上さまは極限の状態でも歩みを進めていましたが、タイムアウトとなってしまい、標高8000mのところで下山せざるを得なくなってしまいました。
頂上まであと848m、本当に悔しかったと思います。樋上さまは絶対に登りたいという気持ちに加え、たくさんの応援してくれている方のために登頂したいという気持ちもとても強く、なんとか挑戦を続けることができないかと2時間にわたり交渉されたそうですが、それでも断念しないといけませんでした。




本当に悔しかった下山でしたが、登頂チャレンジを終えて、無事帰国できた今では、「あの場面で無理をして登っていたら命はなかった」と思われたそうです。
命をかけるようなギリギリのラインでは、沢山の努力と準備を万全にしていても引き下がらないといけない一線があり、その判断力が生死を分けるんだということを知りました。




「登山と人生」

・上がるときもあれば、下がるときもある
・目の前だけでなく、先の事も考える
・準備が全て
・目標が高ければ高い程、達成感がある
・全て自己責任。


樋上さまが最後にまとめてくれた言葉です。命を懸けたチャレンジをした方からの言葉は、とても重みがありました。
また、エベレストに登頂することはできなかったけれど、生きて帰ってこられたから、また挑戦することができる!というお話が私はとても印象に残っています。
起こってしまった出来事に無駄なことは無くて、ポジティブに次に繋げればいい。そして次に繋げられるのは「生きている」からこそだなと、命の有り難みを感じました。



樋上 大地さま
素敵なお時間をありがとうございました!

※今回の勉強会は動画配信をさせていただいていますので、もしご視聴希望の方がいらっしゃいましたらヘッズまでお問い合わせくださいませ。

樋上 大地さまのインスタグラムはこちら>>

次回は9月18日(水)にGCC勉強会を開催いたします。詳細はこちら>>

GCC勉強会のバックナンバーはこちら>>
メルヘン日進堂様(石川県珠洲市)|【お客様事例】
2024/08/16 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

早速ですが、本題に入りたいと思います。
7月24日(水)~25日(木)に石川県の能登半島へ伺わせていただきました。
今年の4月に七尾市と珠洲市へ伺わせていただき、今回は輪島市と珠洲市(2回目)でした。
少し前のブログで能登半島の様子をご紹介させていただきましたが、その後の様子についてさらにご紹介したいと思います。
4月に伺わせていただいた際のブログはこちら
※ブログの最後に、被災地の様子の写真が出てきます。
ストレスを感じた際は閲覧をお控えください。

今回ご紹介させていただくのは石川県珠洲市の『メルヘン日進堂』様です。

昨年の11月に店舗改装と耐震工事を終えて、さらには2024年で創業111周年を迎えられる節目の年でもあり、「さぁ、これから!」という時に震災に遭われました。
幸いにも津波がお店まで届くことはなく、建物自体にも大きな被害がなかったそうですが、4月まで断水状態が続いていたそうです。
4月中旬ごろに1度伺わせていただいたのですが、その時はお店の店内をコミュニティースペースとして開放されており、支援物資などがたくさん並んでいました。


被災された皆さまの、「ちょっと一息つけられる場所」「憩いの場」として、とても多くの方に利用されていました。

そして、5月1日より無事営業を再開することができたそうです!


製造のスタッフ様は3名の方が残ってくださったようですが、販売のスタッフ様は珠洲市から避難されており、販売はオーナーの石塚様のみで対応されています。

営業再開を待ち望まれていたお客様も多かったようで、僕がお伺いさせていただいた日も
お客様がひっきりなしに来店されていました。
中には毎日お店に来られている方もいらっしゃるそうです。


震災後に2回能登半島へ伺わせていただき、合計23件のお店様へ伺わせていただきました。
中にはお店が半壊・全壊して営業再開の目処が立たない方、避難されてお会いできなかった方、営業再開されている方など、皆さまいろんな状況に直面されています。
今回のブログを通じて、メルヘン日進堂様のように営業再開に向けて頑張っているお店様がいらっしゃることを、皆様にも知っていただきたいと思い、この記事を書かせていただいています。

メルヘン日進堂様、ご協力いただきありがとうございました。

メルヘン日進堂様の
ホームページはこちら
インスタグラムはこちら


最後に輪島市の様子もお伝えしたいと思います。
輪島市はメディアで報道されていたように大規模の火災があった場所です。

復興活動も進んで、瓦礫も少なくなっていますが、その場所には大きな傷が残ったままの状態です。

また、輪島市内の至る所で土砂崩れも起きており、道路が遮断されたままの状態のところもありました。

僕たちが輪島市へ伺った7月24日は、警報級の大雨に見舞われて、スマホにも警戒アラートの通知が来るほど酷い雨でした。
いつどこが崩れてくるか分からない恐怖感、それを実際に体感しました。
能登の皆様はきっとこの恐怖と毎日戦われているのかと思います。

少しでも被災された皆さまのお役に立てられるようなことを、引き続きヘッズでも考えていきたいと思います。

今回の能登半島地震で被災された皆さま、心よりお見舞い申し上げます。
一日も早い復興を願っております。
また、ヘッズにできることは何でもさせていただきますので、何かお困りごとなどございましたら、いつでもお気軽にご連絡ください!

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

 
Sweets Factory様(東京都八王子市)|【お客様事例】
2024/08/09 10:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

先日、ある方にお花のギフトを贈りたいと思って、会社近くのお花屋さんに行く機会がありました。
正直、お花を贈るシーンに慣れていないので、どんなお花が良いのか、どれくらいのボリュームが良いのか、分からないことだらけでした。
きっと僕が店内で変な動きをしていたからでしょうか、店員さんが声をかけてくださりました。
「こんな用途で、こんな方に贈るんです」とお話ししたところ、「じゃあこれが良いですよ!」とすぐにご提案してくださりました。
分からないことが多い自分にとって、このようにご提案していただけるのはとても有難いです!

お相手の方から「ハイセンスなギフトをありがとうございます!」と嬉しいお言葉をいただきました。
森谷のセンスの無さを補ってくださるお花屋さんの提案力に感謝です!(笑)


さて、今回ご紹介させていただくのは、東京都八王子市の『Sweets Factory』様です。

八王子市内に2店舗構えられており、今回は楢原本店ではなく、四谷店に伺わせていただきました。
Sweets Factory様は2007年にシフォンケーキとプリンの専門店としてオープンされ、地元八王子産の素材を使ったスイーツを販売されています。

ショーケースの中にはクリアケースがあり、オリジナルで作られたそうです。
ケーキの乾燥や冷気のにおいを防ぐ効果があるようです。

店頭はとても可愛らしい雰囲気で、可愛いアイシングクッキーやラッピングがとても輝いて見えます。



素敵なお菓子とラッピングもとても目を惹く商品ばかりですが、中でも注目したいのは「デコレーションケーキのご提案力」です。


①ケーキピックとロウソクのバリエーション展開


ロウソクは定番のナンバーキャンドルはもちろんのこと、長いロウソク、短いロウソク、くねくねしたロウソクなど、ロウソクだけでも種類が多いように思います。
また、ナンバーケーキピックもご用意されているなど、お客様のご要望にお応えできる幅がとても広いように感じます。


②バルーン

お店の入口のすぐ横にバルーンをたくさん並べられています。
僕もとても感じているところなのですが、最近はSNSの普及もあり、写真映えを重視されるお客様が増えていると思います。
ケーキだけでなく、周りのロウソクやバルーン、パーティーグッズなどもしっかりと準備したいというのが最近の傾向なのかなと思います。

バルーン単体での販売もありますが、焼き菓子のギフトラッピングにも使用されています。

バルーンには「HAPPY BIRTHDAY」だけでなく、「CONGRATS」「THANK YOU」など、いろんな言葉があるので、ラッピングの際はシールを貼る必要もなく、バルーンを差し替えるだけで、お客様のご要望に合ったラッピングをすぐに作ることができるそうです。


③ケーキと保冷バッグ

ケーキと一緒に保冷バッグをご提案されていました。
デコ箱を保冷バッグに入れるだけで、一気にギフト感が増しますね。
ご存知の方もいらっしゃるかと思いますが、こちらの保冷バッグはヘッズの商品なんです。
たまにはヘッズの商品もご紹介させていただきます(笑)
保冷バッグの商品情報はこちら


いかがでしたでしょうか?
ケーキ以外にもこれだけたくさんの商品を取り揃えられているので、「今回はこのロウソクにしようかな!」「たまにはバルーンの焼き菓子も良いよね」など、楽しそう会話しているお客様の様子が想像できました。
ケーキの種類による提案力も一つですが、ケーキ周りの商品による提案力もとても魅力的だと感じました。

Sweets Factory様、ご協力いただきありがとうございました!

Sweets Factory様の
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最後までご覧いただき、ありがとうございました!