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バニラビーンズのこと vol.1
2025/09/09 17:00
こんにちは!
スイーツ課、企画営業の森谷です。

さて、今回は9月10日発売の『バニラビーンズ』についてお話しさせていただきます。
※バニラビーンズの商品ページはこちら

まず、なぜバニラビーンズを取り扱うことになったのか、というところをお話しさせていただきます。

以前より「普段なかなか手に入らない製菓材料もヘッズで取り扱えたら、きっと洋菓子店さんのお役に立てるのにな…」と心のどこかで思っていました。

2025年3月に会長の暮松と私で奄美大島へ伺う機会がありました。
その時は奄美大島内の雑貨屋さん、お花屋さん、洋菓子店、八百屋さんなど、いろんなお客様へ伺わせていただいていた中、ある洋菓子店さんで「奄美でバニラビーンズの栽培にチャレンジしている方がいるんです。その方の農園が輸入している商品をうちでも使ってるんですよ」という情報を教えていただきました。

その場で農園の情報を教えていただき、すぐに農園へ向かわせていただきました。
そこで、バニラビーンズの栽培にチャレンジされている林様と出会いました。

そこで、「奄美大島産のバニラビーンズを洋菓子店さまにご紹介したい!」とヘッズの想いを伝えると、「ヘッズの力を貸してほしい!」と林様も気持ちを込めてお話ししてくださりました。

その後、打ち合わせを重ねていき、この9月10日に発売まで至りました!
林様、ありがとうございます!


では、なぜ林様は奄美大島でバニラを育てられようと思ったのか、林様のご経歴にも触れながらご紹介させていただきます。

林様は奄美大島ご出身で、大学進学と同時に奄美大島を離れ、大学卒業後は農林水産省で勤務されていました。
その当時、タンザニアに外交官として派遣されていたのですが、そこで日本国政府の事業として『バニラ農家支援プロジェクト』が実施されていました。

そこでタンザニアと奄美大島がそっくり似ていることに気づかれたのが奄美大島でバニラ栽培をされるきっかけとなったそうです。


これからヘッズで販売させていただくバニラビーンズについてもご紹介させていただきます。
今回、ヘッズで取り扱わせていただくバニラビーンズは、インドネシア産のブルボン種です。
こちらは林様がインドネシアから輸入しているものになります。

「『本物のバニラビーンズを使う感動をあなたに』をコンセプトに、高品質なインドネシア産バニラを取り扱っております。
最近では国際価格の高止まりにより、使いたくても手が届かないという方が多いのではないでしょうか。
しかし、本物のバニラを使ったスイーツやパンは一度食べると忘れられないほど格別なものに仕上がります。
その感動を是非多くの方に体験していただきたい、私達はそういう想いを胸に日々の販売業務に取り組んでいます。」(林様)

また、信頼のできるインドネシアのバニラ生産者からフェアトレードにより質の高いバニラを仕入れられており、さらには通関・検疫といった輸入に関する手続きをご自身でされることで、良質なバニラをお求めやすい価格でご提供されています。
林様の想いがこういった価格にも表れています。

もっとお話ししたいこともございますが、今回はここまでです。
林様の想いの部分につきましては、林様が経営されている合同会社AMAMIバリュープロデュース様のホームページでご覧いただくことができます。
合同会社AMAMIバリュープロデュース様のホームページはこちら

次回、実際に農園を拝見させていただいた際の様子についてご紹介させていただきます!

最後までご覧いただき、ありがとうございました!