
vol.49変化を細かく観る
バレンタインデーにホワイトデー、入学・卒業入社に人事異動、こどもの日、母の日…。
春はイベント事が多く、ギフト商品が一番動く時期ですね。
おかげさまで弊社の商品もたくさんご利用いただいております。
ただ、毎年同じアイテムやデザインばかりでは飽きられてしまいますので、「何か新しく、何か意外性を…」と、いつも思案しています。
日本型のバレンタインデーは、女性が意中の男性にチョコレートを贈るようになってから
国民的イベントとして定着しました。
その後、「義理チョコ」が広がって、意中の人へ贈るのは「本命チョコ」と呼ばれるようになり、やがて、友人に贈る「友チョコ」や、「自分チョコ」も登場。
バレンタインデーは、もはや、チョコ好きのためのチョコ祭りへと様変わりしました。
これを、業界の仕掛けと見ることもできますが、むしろ、求められるものの「変化」に業界が応えてきた結果とも言えるのではないでしょうか。
お客さまの小さな変化を見逃さないようにすると、新しいアプローチにつながることがあるのです。
たとえばバレンタインデーであれば、「贈る」「味わう」に加えて、「作る」という楽しみ方をする人もいます。
手作り派をターゲットに、パティスリーやショコラティエで、キットを販売するのもひとつの方法です。
期間限定で、プロから製菓材料を分けてもらうようなスタイルだと意外と喜ばれるかもしれません。
なんだか新しい提案のように書いてしまいましたが、あくまでもたとえ話ですから、すでに始めていらっしゃるお店があるかもしれませんね(汗)
話を戻しますと、弊社でもお客さまのご要望を細分化して、その都度、「自社の役割」を考えるようにしています。
手間を掛けずにそのまま使えるラッピンググッズのほかに、自由に組み合わせていただける小さなアイテムを豊富に揃えているのもそのためです。
お客さまの変化を見逃さないために、お客さまを細かくイメージする。
そういう事を意識しています。
- ◆こぼれ話◆
- 貼るだけ、結ぶだけ、入れるだけ…。
弊社の商品には、 作業性の高さをテーマにしたものが多数あります。
「お客さまの時間を節約」これも私どもの課題のひとつだからです。
同様の視点で、ご注文時の手間を考慮し、このたびオンラインショップをスマホ対応にいたしました。
パソコンやFAXが近くになくても、空き時間で手軽にご注文いただけます。ぜひご利用ください。
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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