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暮松通信

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vol.42ヒット商品が生まれるとき

弊社では、毎年7月に総合カタログを一新します。
企画会議は週2回、1チーム8人~10人で行い、私も週1回は出席しています。
今回は新商品が500増えて4,300品番になりました。
どの商品もお客さまに喜ばれる、つまり「売れる商品」として発売します。
爆発的に売れるのか、安定して売れるのか、予測しにくい商品もありますが、 いずれにしても、売れることを前提として世に送り出しているのです。
ところが、売れないことも…。
実は、新商品を増やす傍らで、回転の悪い商品を廃番にしていて、今回は300品番が廃番になります(涙)

2、3年前に、「母の日」のギフトボックスを作りました。
右半分に鉢植えをセットでき、左半分は2階建てハウス。
1階部分がお菓子を入れるスペースになっていて、2階の窓からは動物のマスコットが顔を覗かせています。
「あれを足そう」「これも可愛い」と、工夫を重ねたものの、販売価格が高くなってしまい、結局、不発に終わりました。
全国のお母さんが感激の涙を流す前に、私が泣いたという、笑えぬオチがついています。

売れる商品と、売れない商品の差について、この20年を振り返ってみると、企画の初期段階で「この商品、本当に必要なの?」という思いでスタートしたものは、知恵を出しあい手間暇をかけた割に、苦しい結果になることが多いです。
何度も手直しをしているうちに、当初の企画の趣旨からズレてしまうのかもしれません。
あるいは、一旦スタートした企画は中止しにくいという心理が働いて、自信がない部分を残したまま発売に至っているのかもしれません。
逆に、初期段階で「これで行こう!」と、あっさり決まったものは、概ねお客さまから好評価を得ています。
こう書くと、弊社のヒット商品は、直感だけが頼りのようですね(笑)

いえいえ、普段から、お客様目線、そして消費者目線を大切にしているからこそ、直感力が磨かれているのです。
ここでみなさんが大きく頷いてくださっていることを願います。

◆こぼれ話◆
「品番数が多いと、社長が知らない商品もあるのでは?」と聞かれることがあり、 いままでは、「自社商品かどうか、見ればわかりますよ」と答えていたのですが、最近、そうでもないのです。
よく見ると、ソックリな商品というケースがチラホラ。
「真似されるのは良品の証」と慰めてくれる人がいても、喜ぶわけにはいきません。
こんな私は人間が小さいのでしょうか(汗)