
vol.15半年かけてやっとできた絵本の作成秘話について
こんにちは、いつも暮松通信を読んでいただきどうもありがとうございます。
今回は、今年の春に発売した絵本の制作秘話をお話ししたいと思います。
昨年の10月、ある方から「暮松さんのところで“絵本”を作ってみたらどうですか?」
というアドバイスをいただきました。
偶然にも、ちょうどその頃私もこんなことを考えていたのです。
「誰かのお誕生日のプレゼントを買うためにお店に来られたお客様が買えるのは、
商品が中心になるなぁ。一緒にプレゼントできるような想いを伝える何かを他につくれないか・・・。」
だからこのアドバイスをいただいたときに、「なるほど絵本か。いいなぁ」と思いました。
私は会社に戻り、社員のみんなにさっそく「これから絵本を作ろうと思う」と話をしました。
社員は皆「えっ!?絵本ですか??」と、とても驚いていましたが、快く賛成してくれました。
そこから絵本制作がスタートしたのです。
はじめての絵本作りはやはり苦労しました。
特に悩んだのは、絵本に「どんな言葉を使おうか」ということです。
絵本は少ない言葉でありながら、読者の心に響くものでなければいけません。
そこで活躍したのが音楽のCDでした。
会議を進めていく中で、「心に響く歌ってどんな言葉を使っているのかな」と歌詞が話題になったのです。
さっそく女性スタッフが小田和正さんほか、心に残った、あるいは心に響いた曲を集めてCDを作ってきてくれました。
そこから言葉を選ぶわけではありませんが、私たちは絵本の制作期間中何度となくそのCDを聞き、
歌によって感情を高めながらアイデアを出していきました。
そして、約半年をかけ今年の春、2冊の絵本が完成しました。
「あなたがいるから」と「うまれてきてくれてありがとう」というタイトルの2冊です。
「あなたがいるから」は絵本作家の山本省三さんに企画内容と想いを伝えて書いていただきました。
「うまれてきてくれてありがとう」は、現在3人の子供を育てているヘッズの女性スタッフが書きました。
絵本のイラストはヘッズの専属デザイナーにお願いし、描いてもらったキャラクターでグッズも作りました。
いまこの2冊の絵本は、たくさんのお客様に選ばれています。
- ◆こぼれ話◆
- 心をこめて作った2冊の絵本ですが、「うまれてきてくれてありがとう」は出産祝い、
お誕生日、成人式、結婚式と幅広い年齢層の親から子へとプレゼントされているようです。
私自身もこの絵本を読んだときにうるっときてしまいました。
最後のページにはメッセージを書き込めるようになっていますので、 心を込めたメッセージを添えて贈られてみたらいかがでしょうか。
一生の宝物になると思います。