
vol.13早期離職の改善に暮松がとった行動
こんにちは。おかげさまで暮松通信を始めて一年が経ちます。
継続できることにとても感謝しております。
いつも読んでいただきどうもありがとうございます。
さて、前回「昔は3年くらいで辞めてしまう社員が多かった」というお話をさせていただきました。
今回は、その続きで「どのようにしてその状況を改善したのか」
についてお話しようと思います。
早期離職の状況を何とか改善したいと思いつつ、
私は日々の仕事で手いっぱいで何もできずにいました。
そんな中、今から3年ほど前にある一冊の本と出会いました。
それは小林秀司さんの「元気な社員がいる会社のつくり方」という本です。
(※小林秀司さんは、「日本でいちばん大切にしたい会社」という本で有名な、法政大学大学院の坂本光司教授のところで勉強をされている社会保険労務士の方です。)
その本を読んだ私はいたく感動し、
「勉強になりました!感動しました!」と感想を書いて一枚の
FAXを著者の小林さんにお送りしました。
(感動して著者にFAXを送ったのは初めてでした。)
すると、
小林さんから電話がかかってきて
「今度東京に来られたときにぜひお会いましょう」と言われました。
私は、すぐにでもお会いしたいと思い「明日行きます!」と言って、
なんと翌日に小林さんに会いに行きました(笑)
以来約3年間に渡り、小林さんには月に一度の社員勉強会のために東京から弊社にお越しいただいています。
勉強会では主に“何のために仕事をするのか”といったことを学ぶのですが、毎回受講した社員たちのモチベーションが上がっているのがわかります。
また、その一環で社是も“感動創造企業”から“幸せ制作会社”に変更しました。
そして、最近は少しずつ皆の中に落ちて来たのか、アクションが変わり始めています。
【電話一本の応対が変わる】
↓
【お客様からのリアクションが変わる】
↓
【こういうふうに喜んでもらえているんだと実感できる】
↓
【よりよいアクションができるようになる】
そんな好循環が生まれ始め、実際に辞める社員も減りました。
一枚のFAXを送るというアクションで、会社の風を変えることができました。
小さくてもアクションを起こすことはやっぱり大切ということですね。
- ◆こぼれ話◆
- 先日、東南アジアのミャンマーに4日間行ってきました。
ミャンマーで働く方々の月の平均給与が70~80ドル。
だいたい1万円程度なのですが、皆本当に幸せそうです。
幸せを感じるかどうかはお金ではないと強く思いました。
また、ミャンマーはまだまだこれから発展していく国であり、とても大きな可能性を感じました。
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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- 次回開催2/19(水)
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