vol.125繁盛店に共通する空気感
「暮松通信、読んでますよ」と言われると本当に嬉しくなります。
発行当初は、知人が社交辞令で(?)声をかけてくれる程度でしたが、いまでは訪問先やギフトショーなどで初対面の人からも声をかけられます。
ありがたい反面、どんな話題が喜ばれるのかプレッシャーは増すばかり…。
ここ数年、どの業界も、繁盛店とキビシイ店の二極化が進んでいるので、今回は、繁盛店について最近気づいた話をします。
弊社は全国の花屋さんとお取引があり、私がお邪魔させていただいたお店も相当数に上ります。
ちょっと偉そうな言い方をすると「専門店セミナー講師」くらいは、様々な花屋さんを見てきています。
ある花屋のオーナーA子さんは、高校を卒業後花屋さんになって45年、現在3店舗を運営しています。
「花が大好きだから花屋さんになった」と聞いても驚きませんでしたが、花屋さんに就職したのではなく、卒業後すぐに起業したと聞いて驚きました。
高校卒業といえば18歳。
自分がその年齢のころを思い返すと、「スゴイ!」の一言に尽きます。
しかも、25年前にスーパーのテナントとしてオープンした店舗の売上は、一度も下がったことがなく、ずっと右肩あがり。
この店内に居るとき、私は、いままでのお取引先訪問でなんとなく気づいていたことに確信が持てました。
花屋さんに限らず、繁盛店はとにかく明るい!(照明のことではないですよ)。
オーラというか、空気感というか、そういうものが明るいのです。
お客さんと話す際の声のトーンや表情が断然明るく、手仕事をはじめとする動作まで、すべてが明るく感じます。
もうひとつ確信したのは、繁盛店のオーナーさんはスタッフを大切にしているということです。
気持ちよく働ける環境や人間関係が整っているからこそ、スタッフからも「明るい何か」があふれ出てくるのだと思います。
あくまでも私が感じたことですが、概ねどの繁盛店にも共通しているのではないでしょうか。
- ◆こぼれ話◆
- 明るい職場・明るい店と言っても、具体的に何をすればよいかわかりにくいかもしれません。
そんなオーナーやスタッフのために、毎月勉強会(GCC)を開催しています。
参加は無料。遠方の人や、リアル参加だと気後れしそうな人は、ぜひZoomでご視聴ください。
毎回登壇者が入れ替わりますので、暮松通信よりも…、いや、暮松通信のように役立つ情報満載です。