
心地よい会話が咲き、まちが色づく。
人と花を無限大に結ぶ〈Hanamari〉25年の物語。
Hanamari(花まり)オーナー・フローリスト/中川 麻里子さん
公開日:2026年6月18日
花束に収まりきらない25年分の『ありがとう』

2026年4月13日、〈Hanamari〉は創業25周年を迎えました。
その日のインスタグラムには、麻里子さんの想いがぎゅっと詰まった一文が。
「たくさんのお客様に支えられて本当に感謝しかありません。〈Hanamari〉はお客様、仲卸さん、花業界の仲間、スタッフに恵まれています。語り尽くせない愛をいただいています」
――ほんとうに語り尽くそうとしたら三日はかかるんです、と麻里子さんは笑います。
いつも元気な麻里子さんと一緒に働くことができて、とても楽しいですとお話してくださった入社20年目のスタッフさん。
7月には〈25周年祭・第二弾〉を計画中。
切り花バイキング、お菓子マーケット、秀樹さんのハンドパン・ミニライブ。麻里子さんが描いたロゴ入りTシャツやステッカーも、いち早くお披露目する予定です。

振り返れば、25年間を彩ったのは派手な出来事ではなく、毎日の小さな喜びの積み重ねでした。
その喜びが感謝となり、いつも胸の内にあたたかく在り続けます。
「いちばん大変だったことは?」と尋ねると、「毎年の雪かき!」と豪快な笑い声。
豪雪の朝も笑顔で雪をかき、シャッターを上げる――それが麻里子さんの一日のはじまりです。
7年前には乳がんの手術と抗がん剤治療も経験しましたが、いまは完治。家族から「ほんとにガンだったの?」と冗談まじりに言われるほど元気です。同じ病を抱えるお客様の“話し相手”になることもしばしば。『なんでも相談できる街の身近な花屋さん』であり続けた25年が、人と人との距離をそっと縮めています。
きっと「うま」くいくを合言葉に、挑戦を忘れずに感謝を忘れずに、
雪の日につくった2026年の年賀状。

周年パネルにコラージュされた数えきれない写真には、花と笑顔と「ありがとう」があふれていました。
やりたいことが浮かんだら、まずは「一度やってみる」。
この先も、その軽やかな一歩が、色とりどりの笑顔を咲かせてくれるはずです。
まずは今日、ひとりのお客様に「もうひとさじ」を。
あなたのお店でも“小さな対話”の花を咲かせてみてくださいね。



ご協力いただいたお店

- 花まり本店
- https://hanamari.com/
- 店舗情報
- 〒016-0871
秋田県能代市字昇平岱22-34
TEL: 0185-52-2469
営業時間: 9:00~18:00(日祝 9:00~17:00)
定休日: 毎週水曜日・第一日曜日

photo:
Teppei Koizumi
text & edit:
Miwa Hirozawa
