
心地よい会話が咲き、まちが色づく。
人と花を無限大に結ぶ〈Hanamari〉25年の物語。
Hanamari(花まり)オーナー・フローリスト/中川 麻里子さん
公開日:2026年6月18日
お花と無限大のクリエイティブな掛け算

店内ワークショップは“小さな実験室”
「花と何かを組み合わせたら、きっともっと楽しいはず」
その合言葉のもと、〈Hanamari〉では、月に最低2回の多彩なワークショップが開かれています。
アレンジメント、リースづくり、ギャザリング、しめ縄や門松飾り、ジェルキャンドル、ポーセラーツ、夏休みになると、宿題を兼ねたキッズ企画のチョークアート、メンズだけのワークショップも…。季節ごとにテーマが替わるから、お客様は飽きる暇がありません。
いちばん人気はリースづくり。秋はパンパス、冬はクリスマス、春はミモザ。ゴールドの門松は、弟の秀樹さんが青竹一本一本に塗装を施した力作です。
外へ飛び出す出張コラボレーション

"秋田県八峰町白神山地の麓でカモミールと梨を育てていらっしゃる『やっほ~farm』さん
インスタグラム:
yahho_farm(やっほ~farm)
昨年5月、白神山地の麓〈やっほ~farm〉さんのカモミール畑へ。青リンゴとハチミツが混じったような甘い香りが風にのってやってくる。両手いっぱいに摘み取ったカモミールで、ブーケを束ね、数種のハーブティーを飲み比べ。ピクニック気分で子どもも大人も癒やされた1日。やってみてよかったなーと思える企画になりました。
お花を通してマッチングイベント
能代市からの依頼で、出会いイベント”のし恋”という、マッチングイベント(婚活)を行ったことがあります(笑)「人口減少が進む地域だから、こういう機会は貴重なんです」
https://noshi-koi.com/
この日はフラワーワークショップ&ハンドパン体験をやってみたい男女が集まり、作品を作り、手を動かしながら、自然に会話を弾ませていたそうです。
思い出を灯す『アフターキャンドル』

高確率でお客様からご依頼があるというアフターキャンドル。
結婚式や記念日に贈られた花束を預かり、フラワーキャンドルに生まれ変わらせるというサービス。巻いているグラシン紙に名前や日付をいれると、世界にひとつだけのメモリアルギフトが完成します。
「枯れてしまう前に、ずっと飾れる形に」――花を大切に想う人への、優しい提案です。
これからの夢も、次々と




麻里子さんはご自身で学びを続けて、テラリウムクリエイター資格を取得されました。
コロナ禍以降、大人の癒やしアイテムとしてブームになり、インテリアとして、またギフトとしても定番化しています。植物を育てたいけど、お世話や水やりに手間がかかる、そんな方にも手軽に楽しんでもらいたい。そんな想いで新しい作品づくりを始めています。
さらに福島県のコパンデガーデンさんの庭づくりに魅せられ、“いつかは自分でも庭作りをやってみたい!”と目を輝かせました。
やりたいことが浮かんだら、まずは「一度やってみる」。その軽やかな一歩が、今日も色とりどりの笑顔を咲かせています。次はどんな“掛け算”が生まれるんだろう。26年目を迎える〈Hanamari〉がますます待ち遠しくなります。
続く4話では、歩んできた25年分の『ありがとう』をお伝えします。

