
vol.86事業計画を立てて発表する
弊社の第22期がスタートしました。
法人化前の約9年を合わせると、事業を始めてかれこれ30年になります。
年に一度「事業計画発表会」を行うようなったのは法人10期目あたりから。
それまでは、「年商3,000万になったらいいなぁ」「今年はそろそろ5,000万になってほしい」「新商品、売れてくれよ!」と、漠然とした願望レベル。
自分1人でやれることには限界があるので、徐々にスタッフが増えました。
当時はやり方を社内で共有するためには1から10の細部まで伝えていたものです。
いまは、事業計画の大まかな方向性は社長である私が考え、どの道をどのように進んで行くのか、いわゆるプロセスは、みんなに考えてもらっています。
その中身を部門ごとに発表して共有するのが事業計画発表会です。
中には売上額や、新規開拓・新商品の数など、数値目標もたくさんあります。
もし数字が達成しなかったときに、「仕方ない」で終わらせてしまうようでは、
社員も会社も成長がストップします。
とはいえ、数字だけを追いかけると、お客さまの利益を損なう可能性もあります。
相反することを言うようですが、個々のメンバーは数字への執着を忘れず、新しいモノやコトを常に考え続けてほしいのです。
そして、うまく行かなかったときには原因を見極めてスピーディに軌道修正する力をつけてほしいと思っています。
発表会は例年会場を借り、部門賞・勤続賞・個人賞などの表彰式や、懇親会も行い、涙(特に私)・笑い・感動が詰まった1日を過ごしていました。
今年はやむなく自粛し、社屋1階に発表や表彰の空間を設けて、他のメンバーは各フロアのモニターで見ることにしました。
個人的には、社内であってもスタッフの1年間の労を労う意味でお酒を酌み交わしたかったのですが、「ダメです!」という社員の声があり、残念ながら断念。
これをトップダウンで強行するとヒンシュクをかいそうなので、来年の楽しみにとっておきます。
- ◆こぼれ話◆
- 毎年、東京ギフト・ショーをはじめとする展示会に出展してきましたが、今年はコロナの影響を鑑みて、年内いっぱい出展を控えます。
代わりというわけではないのですが、最新情報を少しでも早くわかりやすくお伝えするために、9月初旬にWebサイトをリニューアルしました。
スマホでもご覧いただけますので、ぜひアプリをダウンロードのうえご覧ください。
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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