
vol.78今日も明日もチャレンジ!
明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
今年のテーマは「チャレンジ」です。
創業もチャレンジ、1人目のスタッフ採用もチャレンジ、お客さまの業界が、雑貨屋さんからケーキ屋さん、花屋さんへと拡がっていったのもチャレンジした結果です。
結局、ずっとチャレンジしています。
「ヘッズさんは何をやっても上手くいきますね」と言われることもあるのですが、上手くいった事柄だけが残っているので、そう見えるのです。
ここ数年、海外進出に挑戦してきました。
製造コスト削減のため、5年ほど前に中国に工場を構えました。
ピーク時には100名規模になっていたのですが、現在は5分の1の規模に縮小を余儀なくされました。
また、ヨーロッパへの販路拡大を目指して、現地調査や展示会出展などを経て、3年ほど前に会社を設立しました。
試行錯誤しながら頑張ったものの、ラッピング文化が根付く気配がなく、継続を断念。
文字にすると「縮小」や「断念」の二文字ですが、取り組んできた我々にとっては言葉が見つからないほど苦渋の決断でした。
今年のチャレンジは、お客さまにラッピング商品を提供するだけではなく、お客さまの会社やお店の「売上アップ」に直結する事業の強化です。
忙しいオーナーさんに代わって、弊社がやれることをやりたい。
今まで以上の信頼関係を築き、お客さまに喜んでいただきたい。
そう考えると、普段から「歩く・見る・聴く」を意識していたはずなのに、まだまだ足りないと気づいて、すごく反省しています。
歩いて、見て、聴いて、肌感による直観力を磨かないと。
多くの消費者はモノではなくコトを欲しているということを、もっと深く掘り下げて考えないと。
新しいカテゴリーを開発するために、素材や用途、周辺の法律も勉強しないと。
チャレンジして失敗しても、5年後10年後には笑い話になる(する)。
そのぐらいの気持ちで新しいことに挑戦していきます。
チャレンジしなければ何も残らないのです。
- ◆こぼれ話◆
- 暮松通信への反応を見ると、「ちょっとした不幸話」がウケるようです。
親戚の子に少ししかお年玉をやれず人気が無いおっちゃんだった話や、空港一安い駐車場に車をとめて送迎車に乗ったら犬の毛だらけになった話、などなど…。
当時は必死だった私自身も、いまなら笑えます。
中国縮小、ヨーロッパ断念も、いつか笑い話にします!
それまで暮松通信を続けないと?(笑)
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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