
vol.38無理せず自然体で
新年明けましておめでとうございます。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
この「暮松通信」は、私の個人的なことから会社代表としての話まで、ランダムに書かせていただいております。
今回、今年のテーマを考えていたところ、ふと、「無理せず自然体で」という言葉が浮かびました。
実は、この12月に検査入院をしました。
創業からほぼ30年、ずっと身体を酷使しているので、年に一度の人間ドックだけは欠かしたことがなかったのですが、レントゲン検査で肺に影がみつかったのです。
メスで切らずに小さな穴を3つ開け、そこから器具を挿入して「疑わしい細胞」を切り取る腹腔鏡手術を行い、白か黒か(良性か悪性か)を調べてもらいました。
結果は、幸い白でした。
ただ、傷口は小さいものの、手術前後の8日間は入院が必要。
その間、普段とはまったく違う生活を送りました。
たとえば、テレビはくだらないと思って、普段は一切見ていなかったのですが、病室で見たドキュメンタリー番組に感動し、「良い番組もある」と、考えが変わりました。
これとは逆に、普段は日課になっているのに、入院中は一切やらなかったことがあります。
「飲酒」です。
連続8日間も飲まなかったのは、成人式以来初めてです。
これは、入院しないとできないことだと実感しました(笑)
いずれにしても、いつまた身体のどこかに変調をきたすかわかりません。
それで、ふと浮かんだのが「無理せず自然体で」という言葉でした。
弊社は「幸せ制作会社」を社是に掲げ、仕事も、「明るく楽しく」をモットーにしているはずなのに、正直なところ、私自身、社内では眉間にシワを寄せていることもありますし、社員に仕事を任しきれずつい口出しをしてしまうことも…。
今年は、無理せず自然体を心がけ、その分、社員一人ひとりが今まで以上に経営者的な判断ができる風土を作っていきます。
あれ?こうして書いていると、結局、会社や仕事、社員の話になってきました。
これが私の自然体なのかもしれないですね。
- ◆こぼれ話◆
- 私は今年、年男です。
36歳?(冗談でもそれはない)、48歳?(気持ちはそのくらい)、 60歳?(自分では信じられないのですが…)ついに還暦です。
還暦は、十干十二支の「干支」が一巡するので、リセットの意味もあるかと思います。
年末の検査入院で体調をリセットできたのも何かの偶然。
いい感じで二巡目が始まりましたので、このまま二巡目のゴールを目指します(笑)
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

店舗・企業様向け勉強会のご案内
社会保険労務士の小林先生をはじめ様々な業種の方々に登壇いただき、会社運営における経験や事例などをお話しいただきます。参加費無料。当日は会場参加の他オンライン参加も可能です。後日動画配信もございますのでお気軽にお申し込みください。
- 次回開催2/19(水)
- ■第29回GCC勉強会
【ホスト】一般社団法人 日本ろう者サッカー協会理事
浜津 哲也 様

GCC勉強会のご参加にはヘッズオンラインショップ会員登録が必要です。
新規会員登録(無料)はこちらから