
vol.16『幸せ制作会社』に少し近づいたと思ったお話
こんにちは、いつも暮松通信を読んでいただきどうもありがとうございます。
前回は、絵本の制作秘話についてお話をさせていただきましたが、今回はその続きで、絵本を制作するようになって改めて自分たちの仕事について思ったことをお話ししたいと思います。
この春に発売した2冊の絵本
「あなたがいるから」と「うまれてきてくれてありがとう」は、
たくさんのお客様に選んでいただいています。
先日、岩手県のとあるお客様から絵本についてのお話を伺いました。
そのオーナーさんは、シュシュアミイのカタログをご覧になり、お店のスタッフにぜひ読んでもらいたいと
「うまれてきてくれてありがとう」の絵本を買われました。
実際に読まれたスタッフのみなさんは、
目を潤ませながら「すごくいい絵本ですね」と言われたそうです。
閲覧用として店頭に絵本を置くと、次はお店に来られたたくさんのお客様が手に取られ、読まれた後はみなさん感動してうるうるとされたそうです。
今までは、商品の付加価値を上げるための あくまで“包装資材”を作ってきたのですが、 絵本を購入されたお客様から、このほかにもさまざまな エピソードを伺うようになり、私たちがやっているのは “心をつなぐ”仕事なんだなぁと感じるようになりました。
会社の社是である“幸せ制作会社”に、少しだけ近づくことができた気もしています。
絵本には、普段思っていてもなかなか
口に出せない言葉を詰め込んでいます。
最後のページのメッセージ欄に素直な気持ちを書き込めば、さらに”心がつながる”ものになりそうです。
「うまれてきてくれてありがとう」は、お母さんから 子どもさんに向けてのメッセージ絵本でしたが、 現在企画中の絵本は、子どもさんからお母さんに向けて (母の日などに)プレゼントできる内容になる予定です。
スタッフとは「これからも絵本は続けていきたいなぁ」と話しています。
これを続けていくことで、
私たちは“幸せ制作会社”により近づけるのではと思っています。
- ◆こぼれ話◆
- 先日、企画メンバーの女性スタッフと3人で上海に出張したときのことです。
私が事務仕事をしている間、女性スタッフにはボタンやリボン、生地などを売っている市場にサンプルを買いに行ってもらいました。
すぐに帰ってくると思っていたのですが、なかなか帰ってきません・・・。
ちょっと心配していたのですが、どうやら女性スタッフたちはその雑貨の市場が楽しくて しょうがなかったらしく、何時間(何日?)いても飽きないとのこと・・・。
これは女性ならではだなぁと、驚いたのと同時に感心してしまいました。
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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