箱の包み方/斜め包み
包装紙を斜めに置き、箱を回転させながら包む方法です。百貨店やデパートのギフト包装で多く使われています。
斜め包み 包装紙のサイズについて
包装紙の計り方・決め方
- 包装紙を図のように斜めに置き、箱は手前の右角がはみ出るように置きます。
- 包装紙の手前を箱に被せます。この時、箱の端から図の部分に2~3cmの余裕を持たせます。
- 箱を図のように奥に向かって回転させます。この時、箱がずれないよう注意してください。
- 右側の包装紙を箱に被せます。箱の右側の辺が全て隠れることを確認してください。
- 奥の包装紙を箱に被せます。図のように、箱の奥の角(A・B)から2~3cmのところに印(★)を付けます。
- ⑤で付けた印を目安に、点線のようにカットすれば、斜め包みに必要な包装紙のサイズが完成します。
包装紙サイズの確認
- 手順の②と同様、まずは包装紙の手前が足りているか確認します。
- 次に奥の包装紙を箱に被し、箱の手前が全て隠れ、さらに(★)の長さに2~3cmの余裕があれば包めます。
- 例えば図のように、箱が見えてしまっている場合、斜め包みに必要な包装紙が足りていません。
斜め包みの包み方
包み方の手順
- 包装紙を図のように傾けて斜めに置き、箱を乗せます。
- 手前を箱に被せます。図のように箱の左の角が隠れているのがポイントです。
- 左側を、箱の辺に沿わせるように折り込みます。
- 箱の辺Aから、折り線Bがはみ出ないよう、内側への折り込みを調節します。
- 包装紙を持ち上げます。箱の辺Aと折り線Bが重なるようにします。
- 箱の上に沿って折ります。
- 箱の左奥の辺(青点線)に沿わせて、包装紙を内側に折り込みます。
- 箱の手前側を持ち上げ、奥に倒していきます。この時、奥の紙を矢印の方向に軽く引っ張りながら整えます。
- 真ん中にできるたるみ部分を整えながら箱を立て、青のラインが箱に対して垂直になるようにします。
- そのまま箱を完全に倒します。この時、箱の右端の角★を矢印の方向に押すと、包装紙のゆるみがなくなります。
- 右手前の辺に沿って包装紙を折り込みます。
- 右側にある包装紙を持ち上げます。この時、箱の辺Aと包装紙の折り線Bが重なるようにします。
- そのまま箱に沿って折ります。
- 右奥の辺に沿わせるように折り込みます。
- 箱の辺Aと包装紙の折り線Bが重なるよう注意し、奥にある包装紙を手前までもってきます。
- 箱にフタをするように包装紙を折ります。赤のラインがゆるまないようにしっかり折り目をつけます。
- 包装紙の端が見えないように、赤のライン部分を中に折り込みます。
- ⑰と同じように、包装紙の端が見えないように、赤のライン部分を中に折り込みます。
- ★部分にシールを貼って完成です。包装紙の折り目がつながるように(赤のライン)折るのがポイントです。
斜め包みのポイント
背面の包み終わりの処理は、折ってできたラインが一直線につながるように意識をするとキレイに仕上がります。テープは見栄えと開けやすさを重視し1ヶ所で留めるようにしましょう。
- テープは箱や折りに対して平行に貼るようにしましょう。
- 何箇所もテープを貼らないようにしましょう。
- 内側に張ったテープは見えないようにしましょう。