
vol.82予測不能なコロナの影響
電子顕微鏡を使わないと見えない小さなウイルスに、世界中が翻弄されています。
本日、4月13日、備忘録を兼ねて書き留めておきます。
2月初旬、東京ギフトショーに出展したころは、まだ「遠くのデキゴト」でした。
そのあと世間はアッという間にコロナの話題でもちきりになり、弊社の売上は下降線をたどり始めました。
卒業・入学、歓送迎会、各種イベントの中止が相次ぎ、コロナが弊社のお客さまのビジネスに影を落とし始めたのです。
その段階では仕事の心配はしても、感染の心配まではしていませんでした。
3月29日、志村けんさんの訃報に触れ大変ショックを受けたものの、それでもまだ、芸能界という「別世界の話」として受け取っていた感があります。
それが最近では「知り合いの、知り合いの、知り合いが陽性」という具合に、ウイルス網が狭まってきています。
相変わらず売上げは低調。
4月7日、緊急事態宣言の発令以降、月・水・金と火・木・土の2チームに分かれて、在宅勤務の日を設けました。
急場しのぎのシフトで何かと不便な点はあっても、「在宅に切り替えられない仕事」「感染リスクがあっても休めない人達」「やむを得ず休業しているお店」などのことを考えると、不便を我慢するのが我々にできることです。
特に、医療現場で働いてくださっている方には感謝の気持ちでいっぱいです。
今号がみなさんのお手元に届くころ、どのような状況になっているのか全くわかりません。
感染拡大が収まっていたとしても、経済が回復するまでには時間がかかるかもしれません。
そんな状況下でも、前向きな視点で新しいことや楽しいことを発見したいと思います。
ちなみに現時点で発見したのは、仕方なく挑戦したリモート会議が「意外と使える」ということです。
そしてもうひとつ、私は会社に居ても居なくても、あまり影響がないということ。
「出張で留守のときと変わらない」と言われ、スタッフを頼もしく感じつつ、一抹の寂しさを味わっています。
- ◆こぼれ話◆
- 私自身の生活も一変しました。
毎朝出勤前に通っていたフィットネスクラブが休業になったうえに、ほぼ在宅勤務。
自宅のダイニングテーブルにiPadを置いても、なかなか仕事モードになりません。
物置状態になっていた机を久しぶりに片づけて、ようやくスイッチが入りました。
素足にスリッパ履きでは仕事モードになりにくいことも、ついでに発見しました(笑)
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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