
vol.25勤めていた会社を辞めることになってしまった事件について
こんにちは、いつも暮松通信を読んでいただきありがとうございます。
今回は、勤めていた会社を辞めることになってしまったある事件についてお話しようと思います。
会社で私は営業の仕事をしていました。
自分自身の売上目標も達成していて順調でしたし、忙しい毎日でしたが勉強になることも非常に多く、
たくさんのお客様ともお話ができてとても楽しく充実した日々を過ごしていました。
ただ「あるひとつのこと」を除いては・・・。
当時20代半ばだった私には、40代半ばの上司がいました。
その上司は、正直「仕事ができる人」ではなかったのですが、口だけは達者で言うこともコロコロ変わります。
指示は理路整然としておらず、私たち部下は右往左往・・・。
それだけならまだしも、彼は自分の上司の顔色をうかがう人で、上司からのウケはよくても部下からの評判はよくありませんでした・・・。
私は一応部下として、彼に指示されたとおりに(我慢して)やっていました。
そんなある日、私が外回りの営業から会社に戻ってきたときに事件が起きました。
上司は、自分の上司に対して「今回ダメだったのは、指示に従わず勝手なことをした暮松さんが悪いんです」と、知らないところで責任を私になすりつけ、完全な虚偽報告をしていたことが判明したのです。
私はそのことを知って、怒りが大爆発してしまいました。
「どういうことやーー!!もう我慢できん!辞めたるわーー!!!」
相当不満が積もり積もっていたのだろうと思います。
たくさんの人がいる前で言ってしまい、その場の空気が凍りつきました。
上司は何も言い返してはきませんでしたが、私は『もう辞めるしかない・・・』と心の中で思い、会社を4年で去ることになったのです。
もし、あの上司に出会っていなかったら、そのまま会社で働いていた可能性もあります。
ただ、あの上司に出会えたおかげで今があると考えると、非常にありがたい存在だったなと大人になった私はそう思います(笑)。
追伸:暮松通信を書きながら、言うことがいつもコロコロ変わるのは、今の自分もいっしょだと反省いたしました・・・。
- ◆こぼれ話◆
- 朝晩お風呂に入って、「これで体は元気やなぁ!」と思っていたのもつかの間、健康診断で良からぬ結果が出てしまいました。
多少痩せたと思っていたのに体重は昨年と全くいっしょ…。
さらに、健康体だと思っていたのに昨年より血糖値が上がっていました。
原因は不明です…。どなたか血糖値を下げる良い方法をご存知ではないでしょうか?
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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