
vol.24”人生の選択”について
こんにちは、いつも暮松通信を読んでいただきどうもありがとうございます。
今回は、私が思う“人生の選択”についてです。
以前、暮松通信でお伝えしましたが、私は学生時代に大阪の中央卸売市場にある魚屋さんで働いていました。
そのまま魚屋さんになるだろうと思っていたのですが、大学を卒業する22歳のときに、
たまたま妹がサンリオの求人を見つけたことがきっかけで、中央卸売市場での魚屋生活からサンリオでのキャラクター生活の道を歩むことになりました。
58歳になった今、振り返って思うことは、あれは私の人生の中で一番大きな分岐点だったということです。
当時は、まさかあのときが私の人生を決めてしまうような分岐点になるとは思ってもおらず、
目新しさに惹かれてサンリオを選択したのでした。
サンリオへ勤めだした最初の頃は、後悔したこともありました。
「あのまま魚屋さんになったほうがよかったんじゃないか・・・」
「魚屋さんの方が自分には合ってたじゃないか・・・」と。
それでも毎日がむしゃらに働いていくうちに、後悔の念は消えさりました。
そして、50歳を過ぎた頃から、「あのときサンリオを選んでよかった」と心から思えるようになりました。
さらに、今だから思えるのが“どの道をどう選ぶか”よりも、もちろんそれも大切ですが、その後“日々どれだけ真剣にできるか(働けるか)”の方が大事なのではないかということです。
もし、サンリオでぼんやりと毎日を過ごしていたら、ちょっと嫌なことがあるだけで自分が選んだ道を後悔し、他の道を探し続けることになっていたかもしれません。
毎日真剣に、そしてがむしゃらにやり続けたことが
「選択は正しかった」と思えるようになった理由だと思っています。
人生はそれこそ選択の連続だと思います。
そして、この道を選んで良かったと心から思えるようになるかどうかは、どの道をどう選ぶかよりも、その後にどう歩むかにかかっているのだと思います。
- ◆こぼれ話◆
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それは、朝と晩に10分ずつお風呂に浸かるという方法です。
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この健康法はおすすめです!
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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