
vol.129もうちょい突っ込む
ヘッズがシャッター付きガレージからスタートしてから、早くも38年が経とうとしています。
本当にあっという間に時間が過ぎていき、最近その早さを特に実感しています。
次の世代に引き継ぎを進める中で、私自身が心掛けていることは、仕事でやりたいことや言いたいことを少し控えることです。
そんな中でも、未来に向けてスタッフたちが面白いアイデアや新しいことにどんどんチャレンジしている様子を見ると、とても頼もしく感じます。
ただ、少しもどかしい気持ちが生まれることもあります。
私たちの世代は、受験戦争や就職難といった競争の激しい時代に育ちました。
しかし、
今の若い人たちは「ゆとり世代」や「個を大切にする世代」として育ち、「バイタリティ」や「必死にやる」という言葉が過去のものとなり、「楽しみ」や「豊かさ」が普通になっています。
これは人生にとって良いことですが、仕事に対する姿勢となると話は別です。
仕事は生活に直結しますから、ビジネスタイムにはもう少し突っ込んで「聞いてみる」「やってみる」「諦めない」という姿勢も必要です。
もちろん、地雷を踏むことは避けたいですが、地雷の近くまで行ってみる勇気も大切です。
新しいことに踏み出すときには、誰もやったことのない道を進むので、予期せぬことが多くあります。
しかし、それらはすべて「経験値」となります。
「やってみて、考え行動し、頭を打って転んで怪我をして、やっと次が見えてくる」というプロセスをどんどん経験してほしいと思います。
やり遂げたときのドヤ顔はみんなに見せていきましょう!
もう少し突っ込んだら、面白い未来が見えてきて、素晴らしい日本を作れる人になっていきます。
なんだか大事な話になってきました。
こんなことを書くと「オヤジ化」が進んでいる自覚が芽生えますが、それもまた一興です。
- ◆こぼれ話◆
- お客様の中に、淡路島で酵素風呂を運営している方がいらっしゃいます。
先日、その方が来社された際に、奥様とスタッフの方の肌がとてもツヤツヤしていたのです。
まるで茹でたまごをむいたときのような感じでした。
それを見て、私も早速その酵素風呂を体験し、さらに販売されている酵素ドリンクを毎朝飲み始めました。
これがまた、とっても良くって、飲み始めてからの腸内環境がたまらなく良いです。
腸は「第二の脳」とも言われていますが、まさにその通りで、体が軽く感じられ、とても気持ちがいいのです。
そのおかげで、また元気が湧いてきました。
私が元気すぎると、もしかしたら仕事が増えて嫌がる人もいるかもしれませんが(笑)、体調は絶好調です。
多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
暮松 邦一

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