ハンドメイド陶器プリントシリーズができるまで

全て職人の手作業で色付け、成形されている大人気のハンドメイド陶器プリントシリーズ。今回はその風合いをより楽しんでいただけるよう、どのように色付け、成形されているかをご紹介いいたします。
色付け方法
ハンドメイド陶器プリントシリーズの色付けは、柄部分はハンコを押して、ドット部分はスポイトによる完全手作業で行っております。それにより、ひとつひとつインクや色の出方、柄のバランスなどの風合いが異なる仕様になっております。
基本の柄をハンコのように押していきます。
柄の間隔などは職人がバランスを見つつ押しています。
ドット部分は手作業で打っていきます。
手作業のため、柄やドットの出方に違いが生じます。
乾燥後に釉薬をつけて焼成します。
成形方法
◆鋳込み成形法による成形
石膏型に泥しょうを流し込み成形する方法になります。石膏型が流し込んだ泥しょうから水分を奪うことで固まり、余分な泥しょうは逆さにして排出します。主に花瓶(HNP-FB1、HNP-FB3など)やポット(HNP-FPO1など)商品はこちらで成形されています。
泥しょうを型に流し込みます。
一定時間経過したら逆さにして余分な泥しょうを排出します。
型から、本体部分を取り外します。
縁部分を整えて成形完了です。
◆ローラーマシンによる成形
型に粘土を入れ、ローラーを内側に挿入し、回転し成形します。主にマグカップ(HNP-MUG1など)商品はこの成形方法で作られています。
型に粘土を入れ、ローラーを内側に挿入し、回転し成形します。主にマグカップ(HNP-MUG1など)商品はこの成形方法で作られています。
型の中に粘土を入れます。
ローラーを押し当て成形します。
取り外せば完成になります。
◆圧力鋳込みによる成形
上下で対になった型を積み重ね、泥しょうを圧力をかけて流し込み成形する方法になります。主にお皿(HNP-PLA1など)や豆皿(HNP-IPS1など)商品がこちらで形成されています。
上下で対になった型を積み重ね、泥しょうを圧力をかけて流し込み成形する方法になります。主にお皿(HNP-PLA1など)や豆皿(HNP-IPS1など)商品がこちらで形成されています。
いくつかの型を繋げてを固定し、泥しょうを圧力をかけて流し込みます。
時間を置き、ある程度乾燥したところで型から外します。
並べて乾燥させれば完成です。