【ヘッズクリエイターFile】イラストレーター鹿島孝一郎

HEADS CREATOR'S FILE
鹿島孝一郎
Koichiro Kashima
  鹿島孝一郎氏イラスト
大阪在住の絵描き
絵本作家、イラストレーター、画家として活動し、
立体作品やアニメーションなど多岐にわたり制作。

現在は2冊の絵本をスペインで出版しており、
国内外で展覧会を開催するなど活動中。
作風は、透明水彩を使い贅沢で不思議な世界を細密に、
落ち着いた色彩で丁寧に表現している。

また展覧会では、自作の額縁や自作の展示什器、
アンティーク家具などを用い、作家のアトリエへ訪問したような、
絵本の中の世界を体感できる空間を独自の方法で表現する。

 
 

鹿島孝一郎
https://www.koichirokashima.com/
instagram @koichirokashimai
 

 

ヘッズで販売中の鹿島孝一郎コレクションアイテム

ヘッズオンラインショップで販売中の鹿島孝一郎さんとのコラボレーションアイテム。
ファンタジー溢れる繊細な世界観がアイテム全体に広がっています。

 
 
鹿島孝一郎氏イラスト   てらおかなつみ

独特の世界観を追求する鹿島孝一郎さん

 
  独特の世界観を追求する鹿島孝一郎さん
スペインで出版された2冊の絵本。
絵本に登場するティーとカメレオンは
イラストレーションだけではなく、
立体模型、アニメーションなど、
様々な形で楽しませてくれます。
絵本作家でもあり、イラストレーターでもある鹿島孝一郎さん。平面だけでなく立体作品やアニメーションなども制作される多才な鹿島さん。その鹿島さんがヘッズにお声をかけてくださったのが約1年前。ヘッズを知ったキッカケとなったのは、京都精華大学のサテライトスペース「kara-S」で、谷 小夏さんの貼箱を発見したことから。とてもステキな貼箱に感動し「僕も箱を作りたい!!」という気持ちが日に日に増してきて、断られたらどうしよう、、と思いながらも、作りたい!という気持ちが優って、お声をかけてくださることになりました。実は貼箱だけでなく、絵本の時も、自らイタリアのボローニャブックフェアに売り込みに行かれて、見事スペインの出版社にスカウトされ、スペイン語の絵本が出版されることになったそうです。また、絵本からアニメーションを制作する時も、最初は自分の声で録音してみたけど、なかなかイメージ通りにいかなくて、お仕事でFM802と繋がりあったので、「ナレーションしてくれる人を紹介してくれませんか」と頼みこんでみたところ、DJの仁井聡子さんにご協力をいただくことができて、自分が思うイメージ通りのアニメーションが完成したそうです。こんな風に、自らの行動力でやりたいことを一つ一つ叶えている鹿島さん。そんな鹿島さんの口から「皆さんに助けてもらわないと死んじゃいます。皆さんのおかげで僕は生きてますから」と、行動力とは裏腹に、とてもやわらかな物腰で、謙虚にお話してくださいました。
  鹿島孝一郎氏イラスト
 
  鹿島孝一郎氏イラスト

鹿島さんにとって自宅のアトリエは、自分の「好き」なもので満たされた一番のお気に入りのスペース。個展では、実際にアトリエで愛用しているアンティークの机や椅子、ペンダントライトやお気に入りの雑貨を持ちこんで、お客様をアトリエにお招きするような空間を作られています。気に入ったものがない時は、全て自分でDIY。額縁も額縁を入れる箱までも、全てハンドメイド。そのクオリティーの高さに目を見張ります。「でもね、実はなかなか大変で、、本当はやりたくないんですー笑」そう話されていましたが、ご自身のインスタでは、アトリエのアルミサッシの窓枠を、かわいい木製の窓枠に変身中!と、オシャレにDIYしている動画が投稿されていました。また「好き」なものは、いつも自分を救ってくれる「大切な恩人たち」と表現されていて、鹿島さんのお人柄が表れている気がしました。

鹿島孝一郎氏イラスト
 
  鹿島孝一郎氏イラスト
 
   
鹿島さんが一番幸せに感じる瞬間は「自分が思う最高のバランスのものができた時」。それは絵だけでなく空間全体、例えば自宅のアトリエや庭もそう、展示会の空間も。絵も庭も、筆かスコップか、手に持っているものが違うというだけで、全て自己表現。心地良い空間をつくって、そこに居ることが、鹿島さんにとっての幸せなひとときなんだなと感じました。また、ご自身のYouTube チャンネルでは『絵と暮らしのvlog』と題して、アトリエやお庭での様子、絵のメイキングなどを投稿されてます。アンティークが大好物な私は密かに鹿島さんのルームツアーがはじまるのを心待ちにしています。
 
 
 







鹿島孝一郎氏イラスト 
           
鹿島孝一郎氏イラスト

僕の中の”会社”のイメージは、蛍光灯の下で上司に意地悪を言われて、泣きながら家に帰る、みたいな(笑)。それとは真逆の、僕が思う”会社”じゃない会社がヘッズさんの印象。「みんな楽しそうで明るい、そしてオフィスが美しい!です」と仰ってくださいました。実は私たちも、鹿島さんの作風から、ちょっと気難しそうで神経質な方がいらっしゃるのかなーとドキドキしていましたが、いい意味で裏切られました。鹿島さんはとてもナチュラルで飾らない青年。初めて会った感じがしない親近感のある方でホッとしたのを覚えています。
 
 
  鹿島孝一郎氏イラスト

先日の個展では、絵本を購入された方に、サインとして一点一点ちがった唯一無二のイラストをを描いて差し上げ、ファンの方々を喜ばせていらっしゃいました。そういう私も描いていただいたイラストに感動しました!
   
       
         
 



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