ラッピングラボ

ポイント広場 vol.5じゃばら折りのコツ

袋のラッピングでよくあるのが「じゃばら折り」。
一般的な手法ながら、見栄え良く仕上げるのは少し難しく感じる方もいらっしゃいます。
今回は、じゃばら折りをキレイに仕上げるコツをご紹介いたします。

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じゃばらを作りたい高さで、OPP袋にスジを入れます。
大体、袋の高さの3分の1のあたりにするとバランスが良いです。

2

中心を定めるために、スジ上でOPP袋を縦半分に折って指で摘まみます。

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中心から両端に向かって折っていきます。
この時に、指で摘まむ位置がスジ上だと高さが揃い、じゃばら折りが最終的にキレイな扇形になります。
折り返す幅は、袋のサイズに合わせて変えてください。(写真は約1.5cm)

4

リボンやワイヤータイで固定する際、片手でじゃばらを摘まんだままで難しい場合は、クリップで仮留めしてください。

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リボンを結んだあと、じゃばらを左右に広げ、扇の形を整えます。
結び目の根元から袋の口まで、じゃばらのスジがキレイに通っていると見栄えが良くなります。

他にも、身近なアイテムで簡単にじゃばら折りを作る方法をご紹介いたします。
商材の梱包などに用いられている厚紙に、写真のようにカッター等でスジを入れ、山折り谷折りを繰り返した台紙を作ります。

台紙でOPP袋を挟み、折り目のクセに合わせて手繰り寄せていきます。
根元でリボンを結んでから台紙を引き抜くと、キレイなじゃばら折りのラッピングが完成します。
身近にある厚紙で作れる「即席じゃばら折り機」、ぜひお試しください。