
繁盛店に共通する空気感
「暮松通信、読んでますよ」と言われると本当に嬉しくなります。
発行当初は、知人が社交辞令で(?)声をかけてくれる程度でしたが、いまでは訪問先やギフトショーなどで初対面の人からも声をかけられます。
ありがたい反面、どんな話題が喜ばれるのかプレッシャーは増すばかり…。
ここ数年、どの業界も、繁盛店とキビシイ店の二極化が進んでいるので、今回は、繁盛店について最近気づいた話をします。
弊社は全国の花屋さんとお取引があり、私がお邪魔させていただいたお店も相当数に上ります。
ちょっと偉そうな言い方をすると「専門店セミナー講師」くらいは、様々な花屋さんを見てきています。
ある花屋のオーナーA子さんは、高校を卒業後花屋さんになって45年、現在3店舗を運営しています。
「花が大好きだから花屋さんになった」と聞いても驚きませんでしたが、花屋さんに就職したのではなく、卒業後すぐに起業したと聞いて驚きました。
高校卒業といえば18歳。
自分がその年齢のころを思い返すと、「スゴイ!」の一言に尽きます。
しかも、25年前にスーパーのテナントとしてオープンした店舗の売上は、一度も下がったことがなく、ずっと右肩あがり。
この店内に居るとき、私は、いままでのお取引先訪問でなんとなく気づいていたことに確信が持てました。
花屋さんに限らず、繁盛店はとにかく明るい!(照明のことではないですよ)。
オーラというか、空気感というか、そういうものが明るいのです。
お客さんと話す際の声のトーンや表情が断然明るく、手仕事をはじめとする動作まで、すべてが明るく感じます。
もうひとつ確信したのは、繁盛店のオーナーさんはスタッフを大切にしているということです。
気持ちよく働ける環境や人間関係が整っているからこそ、スタッフからも「明るい何か」があふれ出てくるのだと思います。
あくまでも私が感じたことですが、概ねどの繁盛店にも共通しているのではないでしょうか。

明るい職場・明るい店と言っても、具体的に何をすればよいかわかりにくいかもしれません。
そんなオーナーやスタッフのために、毎月勉強会(GCC)を開催しています。
参加は無料。遠方の人や、リアル参加だと気後れしそうな人は、ぜひZoomでご視聴ください。
毎回登壇者が入れ替わりますので、暮松通信よりも…、いや、暮松通信のように役立つ情報満載です。
小さな会社は
「人を大切にする経営」
で成功する
暮松 邦一(著)

多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
店舗・企業様向け
勉強会


社会保険労務士の小林秀司先生をはじめ、様々な業種の方々に登壇いただき、会社運営における経験や事例などをお話しいただきます。参加費無料。当日は会場参加の他オンライン参加も可能です。後日動画配信もございますのでお気軽にお申し込みください。
次回開催
7/16
WED
- 第34回GCC勉強会
- 【ホスト】
株式会社アントルメ菓樹
代表取締役 柴田 博信 様
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