【ヘッズクリエイターFile】イラストレーター福田利之
HEADS CREATOR'S FILE![]() Toshiyuki Fukuda |
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1967年大阪生まれ 1989年大阪芸術大学グラフィックデザイン科卒業 株式会社SPOONにて佐藤邦雄に師事した後、 フリーのイラストレーターとして活動をはじめる 2005年東京吉祥寺に事務所移転 2020年東京東中野、徳島の2拠点にアトリエを構える エディトリアル、装画、広告、CDジャケット、 絵本、雑貨制作の他 「POSIPOSY」のデザインも手がける |
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![]() http://to-fukuda.com/ https://www.instagram.com/posiposy.jp/ |

ヘッズオンラインショップで販売中の福田利之さんとのコラボレーションアイテム。
原画の魅力をより活かすために福田さんのイラストに合わせて限りなく芸術性を高めたギフトアイテムです。
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日本を代表するイラストレーター福田利之さん。心おどるステキな作品を次々と生みだされる福田さんが、仕事する上で一番大切にしていることは何かを伺ってみました。「絵を描く仕事ではあるけど、クライアントさんからお仕事をいただくので、まずはクライアントさんが満足するものを作る。もちろん自分も満足していて、そしてお客さんも満足するものを作りたいという考えでずっとやってきています。それは一人じゃなく、僕がイラストを描いて、デザイナーさんには文字や印刷のことをお願いして、というように、色んな人とのつながりでチームを組んで、一つの仕事ができていると思っています」そう話す福田さん。私たちとのお仕事もまさにそういった形でスタートしました。企画を始める前のディスカッションにも十分な時間をかけて、こちらが叶えたいことを丁寧に汲みとり、ご自身の世界観をピタっと合わせながら、さらに私たちの想像を超えるご提案をしてくださいました。そのおかげで、これまでに作ったことのない色目や形状の貼箱をつくることができて、それは多くのお店の方々に喜ばれる商品となりました。「平面のイラストから立体物を作る大変さがまた面白くて、貼箱はとてもいい商品ですね」そう話してくださる福田さん。ご縁の始まりは、私からの突然のメールで「なんだかわからない仕事の依頼がきたけど、地元に近いところだし一度行ってみようかな」そう思って来社いただいた福田さんには本当に感謝しかありません。個人的には、ほぼ日さんで毎月配信される〔福田利之のホーム&ロック]の壁紙イラストはもちろんのこと、クスッと笑える文章が好きでいつも楽しみにしています。 https://www.1101.com/homelock/ |
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原画から飛びだした馬デザインの貼箱。企画の段階で、これまでの作品を拝見しながら「この馬の絵が貼箱になったらステキやねー!」とスタッフで意気投合。馬の絵に合わせるように貼箱の形を決めて作っていきました。その時、実はもう一枚、馬の絵と同じくらいステキな蝶の絵があって悩んでいたら、福田さんが「開けたところに入れるのはどう?」と仰ってくださり、蝶の絵は底にあしらうことになったという、二枚の原画から生まれた、なんとも贅沢な貼箱が完成しました。 |
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![]() 福田さんの貼箱には、ヘッズオリジナルのために 描き下ろしてくださったロゴマークが入っています。 |
「花」をテーマにした個展に合わせて、波佐見焼で花瓶をつくる企画をしました。型を起こすところからの企画は初めてだったので、福田さんには何度も石膏粘土で試作していただいたり、現地で窯元さんと念入りな打ち合わせをしながら進めていきました。完成まで何度も試作を繰り返し模索しながら作るプロセスは大変でしたが、製品が仕上がった時の感動もひとしお。花瓶の底に一つ一つ福田さんのオリジナルロゴを押しています。 |
![]() 一番幸せを感じる時は「家族といる時間」。普通なことが何より幸せなことで「特に子どもの成長が見れた時が一番嬉しい!」という福田さん。以前、ヘッズにご家族で立ち寄ってくださった時、二人の可愛いお子さま(長女の冬ちゃんと次女の月ちゃん)にキットパスというクレヨンでガラスにお絵かきして遊んでもらったことがあって、夢中になって描いてる子供たちの姿を見て、いたく感動され、家でも楽しくお絵かきしたよーという写真(下)を送ってくださいました。「子供たちが嬉しいと自分も嬉しい!」そのお話しを伺って私たちもとても嬉しくなりました。 |
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![]() ヘッズという馬にのって色んな場所に 行くことをイメージして 作ってくださったロゴデザイン。 |
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