朝の愉快な仲間達

以前にも少しお話ししましたが、私は朝活で泳いでいます。
もう26年ほど、週4回は通っています。
朝7時スタート。
朝から元気ですね！とよく言われますが、いえいえ、前日のお酒を抜くためには必然なんです。
早起き仲間たちがこれまた実に個性的で愉快なんです。

居酒屋で突然カンツォーネを歌い出す、元・工学博士の80代紳士。
どう見てもガテン系に見えるのに、実は設計会社の社長。
知識も話術も豊富で社交的な、希少金属の会社の元社長。
一見普通の保険屋さんなのに、実は業界トップセールスの人。
面倒見の良いお医者さんもいれば、本町で外国人相手に「それ売れるの？」と思うようなカバンを売っている人もいます。
まさに“人間百景”です。
下手なドラマよりもキャラが揃っています。

そこで話している内容といえば、もう本当にどうでもいいことばかり。
小学生の低学年の会話と大差ないような話を毎朝しているのですが、なぜかそれが面白いんです。
朝から笑って一日が始まると、心が軽くなります。
ちなみに二週間休むと「アイツ、死んだらしい」と言われることも（笑）。
それだけお互いを気にかけている、温かい仲間たちなんです。

それにしても、なぜみんなこんなに早起きなのか？
暇なのか、早く目が覚めるのか、本人たちにもわかっていません。
中には6時半に来てフロント前で待ってる人すら居ます。
その人達に共通しているのは、みんな元気で、前向きで、そして優しいということ。
朝から笑い、体を動かし、気持ちをリセットして一日をスタートしています。

そんな愉快な仲間たちと出会えたことは、私にとって大きな宝物です。
仕事でも家庭でも、プライベートなお付き合いもあります。
それぞれが頑張っている人たちと笑い合える時間が、私の元気の源です。
これからも、朝の水しぶきと笑い声に包まれながら、愉快な仲間たちと時にはバタフライ、時には犬かき、みんなで前に進んでいきたいと思います！