
未来予想図を描く
2025.10.01
先日、講演会で面白い話を聞きました。
元プロ野球の審判員を30年務め、WBCやオリンピ
ックでも審判をされた方です。
私は関西在住で、どことは言いませんが、虎柄のチームが大好きです。
試合はよく見ますが、必ず微妙な判定があります。
今や映像判定でコンマ1秒の勝負です。
観衆5万人の前で、たった1人でのジャッジは、メンタルが強くなければ務まりません。
現在はその経験をもとに、プロ・アマのゴルファーのメンタルトレーニングや、経営者向けに「心が先、結果は後からついてくる」という講演をされています。
特にゴルフのパットはメンタルがモロに出るので、どうしても入れたい一打ほど入らない。
どうすればいいのか?
まず、良いイメージを描く。
そのイメージ通りに打つには何をすべきか。
ゴールへ届くラインを考えて打つのが大事だと教わりました。
例えば近くに池。打つ前に「前もあの池に入って大変やってん…」と口にしてからショットすると、たいていまた池。
なので「こういう球を打ちたい」だけを考えて打つのが大切、というわけです。
多くは今日を起点に、明日・明後日・一年後を予測します。
つまり「今から池に入るかも」と考えて回避策を練る。
すると、また池に吸い込まれる…かもしれません。
そうではなく、未来から考える。「未来予想図」を描く。
ビジネスでも同じで、どんな会社やお店にしたいかを鮮明に描く。
日々、そのイメージに近づく行動を積み上げるようにすると良いとのこと。
スタッフとの関係性、お客様像、会社や店の場所やデザイン、内装、スタッフ人数まで細かく描き、そうなるための道筋を「未来から逆算して描く」ことが大事、というお話でした。
いやあ、刺さりました。
振り返ると、私も今の事業を1人で始めた頃、「社員旅行したい」「社員食堂を作りたい」と、先に未来を描いていました。
そのイメージがあったから今がある。
忘れていても、潜在意識はしっかり覚えてくれていました。
ありがたいことです。

潜在意識って大事ですね、自分は忘れていても知ってるんですね。「好き」とか「嫌い」も小さい時の記憶からきているのかも。そして嬉しいことに今からでも潜在意識は書き換えられるんです。毎日いいイメージで「なりたい自分のイメージ」を鮮明に描いて行くと、そうなっていきます。私の実体験で実証済みですよ!お試しあれ。
小さな会社は
「人を大切にする経営」
で成功する
暮松 邦一(著)

多くのお客さまを訪問させていただいた中で、「スタッフとの関係性をどうしていくのか?」「離職率が高い」という、『人』についてのお悩みをよく耳にしました。
この暮松通信でもたびたびお話しているとおり、私もかつて毎月のようにスタッフの送別会を繰り返していたという黒歴史を経験しています。
そこから『人本経営』と出会い、時に失敗しながらも続けてきた施策や経験の他、同様に人本経営を実践する友人たちの声をまとめた一冊です。
この本が、皆さまのより良い会社経営の一助になれば幸いです。
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